yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

2017BRM527軽井沢600kmライド

 7月23日(木)に2017年5月にAJ静岡主催で開催されたBRM527軽井沢600kmのコースを走ってきました。天気があまり良くないので、前後にしっかり泥除けがついていて、積載性がある自転車通勤車のTREK/CROSSRIPが相棒です。今回はブルベ仲間のT中さんとF井さんの3人で走ります。

コースは島田川越広場をスタートし、新城~設楽~津具~根羽~治部坂~飯田~伊那~岡谷~茅野~小諸~北杜~身延~興津~焼津~牧之原~島田川越広場の600kmです。

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主要な登りは折元峠(▲921m/123.9km地点)、治部坂峠(▲1210m/148km地点)、大門峠(▲1447m/283.8km地点)、浅間サンライン(▲944m/333.3km地点)、野辺山(▲1385m/394.1km)で総獲得標高は約7000m弱になります。

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6時20分頃に島田川越広場をスタートしました。幸いスタート時点は雨は降っていませんでした。1日目の23日は合羽を着るほどの雨に降られることはなく、曇天のおかけで真夏の暑さを避けられたので幸いでした。

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スタートして1kmも走り出さないうちに大井川橋上の段差を乗り越えた際に、私のリアライトのレンズカバーが外れて橋下の草むらに落ちてしまいました。当然カバーは回収不能で、急遽ヘルメットのリアライトを外して自転車に取付けてしのぎます。自転車通勤では外れたことはなかったので、想定外でした。さらにリアキャリアバッグのレインカバーをかけようとするとゴムが切れてレインカバーが被さっただけの状態になってしまい、走り出せば飛んでしまうので、やむなくetrexが飛び出さない様に使っている幅広の大きな輪ゴムでレインカバーを飛ばない様にして走り出します。

リアライトのカバーはテープか輪ゴムでカバーが外れない様にするがブルベの基本です。基本を怠ったミスですが、リアバッグのレインカバーのゴム切れは本当に想定外で長年使用してきて経年劣化で切れたと思いますが、何かこの先不吉なことが起きないか一瞬不安になりました。

キャットアイのTL-LD570R。乾電池式でランタイムが点灯30時間、点滅100時間で光
 センサーでトンネルや夜間は自動点灯するのでブルベで愛用しているライトです。
 カバーが外れない様に輪ゴムやテープで固定しないと段差で外れることがあります。

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最初の登りはAJ静岡ではお馴染みの掛川/倉真のK81の登りです。長い登りではないので普通にパスしましたが、下りでT中さんが道に散乱する木の枝に前輪を取られて落車しました。幸い怪我はなく、左のSTIレバーがずれただけで済みました。この下りは過去のブルベでも参加者が落車することが多い下りです。舗装が悪く、道路上に木の枝、落ち葉、小石が散乱し、濡れている箇所も多いので要注意箇所です。下り切った開けた場所でSTIレバーの位置を修正し、走り始めます。しばらく平坦区間なので快調に飛ばします。その際、なぜか私のCROSSRIPのリア変速がロー、セカンドギアに変速できないことに気付きました。この時はこれがリタイアにつながりかねない深刻なメカニカルトラブルの予兆とは全く気づきませんでした。R362の金指の手前で、私の後方でプシューと大きな音がしました。後ろを振り返るとF井さんがこぶし大の大きさの石に乗り上げて、前輪タイヤがパンクした音でした。タイヤに1cm弱の裂傷があり、これから600km走るのに不安がありますが、とりあえず、私が携帯品で持っているブートをタイヤの裏側から貼って、チューブが擦れない様にブートをビニールテープで保護してチューブを交換しました。たて続けにトラブルが続くので3人で顔を見合わせて、何かの予兆かもしれないので慎重に走りましょうと気を引き締めて走り始めます。

最初のPCは82.6km地点のファミリーマート新城有海店で11時2分に到着しました。11時32分がクローズ時間なのであまり余裕がありません。次のPCまでは100km弱あり、間に折元峠、治部坂峠があるのでおにぎり2個と缶コーヒで軽く補給します。

↓ブルベでよくPCになるファミリーマート新城有海店。

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 ここから北上し、R257→K32→K389→K257→K10と進みます。K10に道路状況を心配しましたが、豪雨による損害はなく、いつもと同じように交通量の少ない山間部の県道でのんびり走ることが出来ました。津具に入ってしばらく走ると折元峠への登りです。気温は高くないですが、湿度は高く、ドリンク切れを起こさないように津具の自販機で小休憩し、折元峠の登りに向かいます。

以前のライドでK10を外れて激坂の町道を走るミスをしましたが、今回はK10を間違えることなく登ります。折元峠は標高900m強ありますが、K10ルートは勾配が緩やかで登り易い坂です。激坂町道と比べると距離は2km程長くなります。オートバイがよく走っている道ですが、23日はいつ雨が降ってもおかしくない天気なので、オートバイは全く走っていませんでした。雨が降りだしそうな曇天のおかげでちょうどいい気温の中で登ることができました。

↓折元峠。左へ進むと茶臼山高原道路です。今回は直進し、根羽を目指します。

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 折元峠からR153の根羽までの約10kmは下りです。雨は降っていないですが路面は濡れているので、スピードを抑え気味で下ります。下り切ると治部坂峠までの長い登りの開始です。実際には根羽村の地場産品の販売と食堂があるネバーランドを過ぎた辺りの赤坂峠までの7kmと道の駅平谷から治部坂峠までの約5kmの2部構成です。ネバーランドで昼食にしようと登坂を開始します。2km程進むと信玄塚で私にとっては定番の写真スポットです。T中さん、F井さんに声を掛けて止まってもらい、写真を撮ります。

↓R153根羽の信玄塚。武田信玄陣没候補地の一つです。

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 赤坂峠までは勾配は厳しくないですが、そこそこ交通量のある国道を7km登るのは疲れます。何とかネバーランドに15時30分頃に到着し、食堂で遅い昼食をとります。時間的に人が少ない時間でのんびりできました。

↓赤坂峠手前の根羽のネバーランド。PCではないですがいつもここで休憩します。

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 ↓ボリュームのある生姜焼き定食でしっかり補給しました。

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ネバーランドを出て2km弱下ると道の駅平谷です。天気が良ければツーリングライダーをよく見かけるスポットですが、殆どいませんでした。ネバーランドでしっかり補給、休憩したので立ち寄らずに5km先の治部坂峠の頂を目指します。途中片側交通規制区間があり、登りを急かされますが、何とか走破します。R153の赤坂峠、治部坂峠の約13kmの登りは暑さにも苦しめられる区間ですが、曇天のおかけで回避できて助かりました。

 ↓治部坂峠。平谷側から登った場合、飯田側出口手前のトンネル内がピークです。

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 治部坂峠を登り切ると途中寒原峠で少し登り返しますが、飯田まで20km弱を一気に下ります。路面が濡れているので注意して下ります。R153は飯田山本ICの手前にあるコメリ飯田山本店の交差点で左折し、市道に入ります。ここから10km程進むとPC2となりますが、この10kmが登り基調でなかなかペースが上らない区間です。178.5km地点のPC2はローソン飯田丸山町店で18時14分に到着しました。クローズ時間が17時56分なので時間オーバーになりました。20分スタートが遅れたことを考慮すればぎりぎりですが、トラブル続きで時間をロスした上に、ネバーランドの食堂でゆっくり昼食をとったので、ペースを上げられない登り区間が多いと当然です。ローソン飯田丸山店もよくブルベのPCになるコンビニです。今回の進行方向とK8を逆に進むと大平峠に向かい南木曽に抜けます。昨年AR中部の400kmで走った区間ですが、大平には今は集落はなく秘境といってもいい山間部の県道です。

↓178.5kmのPC2ローソン飯田丸山店。降りそうで降らない微妙な天気です。

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PC2を出るとブルベルート定番のK15、広域農道を走り北上します。小刻みに登りがあるのでペースは上がりません。天気が良ければ左手に中央アルプスの山並みがきれいに見える区間です。今回は曇天で日没後の走行の為、景色は楽しめません。15時30分過ぎの遅い昼食だったので、夕食もひっぱっていました。駒ヶ根周辺にしか店がないことを失念して通り過ぎてしまい、やむなくR361の交差点にあるファミリーマート伊那ごんべい店で夕食を済ますことになりました。時間は21時過ぎです。イートインで親子丼、オレンジジュース、缶コーヒーでしっかり補給します。

ファミリーマート伊那ごんべい店。イートインで遅い夕食をとります。

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PC3は266.8km地点のコンビニで、そこまではまだ40km程度あります。途中道路が酷く濡れている所がありましたが、運がいいことに雨が止んだタイミングでの走行でここまで奇跡的に雨に降られていません。岡谷を経由し諏訪湖に出て、諏訪大社上社の前を走るK16を走ります。このK16も過去ブルベで何回も走ったルートです。PC3のコンビニは廃業していたので止む無く近くのファミリーマート茅野本町東店で休憩しました。このころになるとF井さんの胃腸の調子がかなり悪いようで、時間的には23時53分と20分遅れ分を加味すれば関門時間に間に合っていましたが、ここから先は時間は気にせず、無理をしないで走ることになりました。

↓当時のPC3のローソン茅野本町店は廃業でした。近くのファミマで休憩します。

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これから始まる白樺湖、大門峠までの約20kmの登りが今回のルートの最難所です。昼間ならまだしも夜走る為、景色で気を紛らわすことができず、淡々と登ることになります。幸い3人揃って走っているので、声を掛け合いながら途中休みを入れながら登ります。F井さんの要請でペースを落として登ります。大門峠は前半は緩やかな勾配で、ピーク直前のつずら折り区間で勾配が少し厳しくなる峠です。2時間強掛けて何とか登り切ることができました。白樺湖の湖面が暗闇にしか見えないのは残念ですが、大門峠の看板を見ると安心しました。時間は24日の2時30分でした。T中、F井さんの様子からして途中仮眠しないで走り続けることは厳しいので、40km先の道の駅雷電くるみの里を目指すことにしました。その道の駅には24時間開放された無料の休憩所があり、安心して仮眠できます。2017年に私が走った際は立ち寄らずに走り続けて、野辺山の登りと下りで睡魔との戦いになった苦い経験あり、今回は時間に関係なく道の駅で仮眠しようと思っていました。

↓大門峠は標高1440m。茅野から約20kmで2時間半弱かけてゆっくり走破しました。

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 最難所の大門峠を登り切って安堵して束の間、下りが霧が立ち込めて視界が最悪で、かなり減速しての手探りの下りになりました。車の交通量が少ないのが幸いです。気温も冷気を感じる程で、私はウィンドブレーカーを着て、F井さん、T中さんも合羽等を着込んで体を冷やさないようにして下ります。登り同様下りも20km以上あり、私的には登りより苦行になりました。下り切ると1km程の激坂を登り浅間サンラインです。。時間は既に深夜の3時を過ぎています。浅間ラインをしばらく走るとようやく325km地点にある道の駅雷電くるみの里に到着しました。4時少し前に到着し、ブルベ時間での完走は断念したので、7時過ぎまでのんびり仮眠することにしました。無料休憩所が机と椅子がいくつかあり、机にうつ伏せで仮眠する感じなので、体を伸ばして横にはなれません。ただ子供の遊び場スペースがありそこは横になれます。F井さんがそのスペースで横になり、T中さんは机にうつ伏せて仮眠します。私は仮眠できそうになかったので、荷物の整理や道の駅を散策して時間を潰しました。

↓325km地点にある道の駅雷電くるみの里。貴重なオアシスになりました。

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↓24時間開放の無料休憩所。こじんまりとした休憩所です。

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 ↓伝説の最強力士雷電の像の前で撮影。

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↓道の駅の軒下では子ツバメが賑やかに鳴いていました。

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7時半になり、F井さん、T中さんを起こして食堂で朝食を食べます。ありがたいことに食堂は7時OPENでした。まだここは325km地点で残り275kmあります。食欲は十分なので私は山賊焼き定食をいただきました。山賊焼きはにんにくの効いた鳥の唐揚げです。ボリューム満点で大満足でした。

↓ブルベはカロリー消費が激しいので朝食が重すぎても全く問題ありません。

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 しっかり朝食をとり、F井さん、T中さんは仮眠をして眠気をとり、私はまだ眠気を強く感じる程ではなく、8時過ぎに再スタートです。今日は必ず雨に降られる可能性が高く、どこで降られるか心配です。とりあえず道の駅を出た段階ではまだ持ちこたえそうな雰囲気です。スタートして早々浅間ラインの登りの洗礼です。最高点は944mで登坂距離は道の駅からも10km以上あります。おまけに軽井沢へのアクセス路の一つの為、交通量も多く参りました。悪戦苦闘すること1時間強、9時26分にPC4のローソン御代田塩野に到着しました。しっかり朝食をとっているので、エナジーゼリーとドリンクだけを軽く補給します。

↓339.1km地点のPC4ローソン御代田塩野店。雷電くるみの里からここまで苦行でした。

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PC4から2km程走ると浅間サンラインを抜けます。関東圏のコロナ感染者数が急増し始めた時期ですが、軽井沢を目指す関東ナンバーの車の交通量が多くびっくりしました。ここから40km程走ると野辺山へのR141の登りが始まります。2017年は野辺山に登る前に猛烈な睡魔に襲われて何回か仮眠してしのぎましたが、今回は明るい日中の通過と、3人で走っているおかげで睡魔は大丈夫でした。野辺山の登りは途中中ほどに平坦区間があり、2ステップで登る感じです。激坂はないですがとにかく登坂距離が長く、精神的には厳しい登りです。ピーク周辺には高原野菜の畑が広がり、雨が降った直後だと路肩の泥がひどい場所で、実際T中さんが以前走って体験していますが、この日はそれほどひどい状態ではなく助かりました。淡々と一定ペースで登ると、ようやく野辺山に到着しました。野辺山駅は日本で最も標高の高い位置にある駅で表示の碑のある定番の場所で写真撮影と小休止をします。

野辺山駅の最高地点の石碑。標高1375mです。

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ここで昼食をとりたかったので観光客が多いせいか、お店の食堂が終了になっていて、仕方なくソフトクリームを食べてしばしの休憩です。昼食はこの先のお店で取ることにして走り出します。いくつか昼食をとれそうなお店がありましたが、どこも観光客が列を作っているお店ばかりでしたが、何とか入れそうなお店を見つけて、昼食にします。混雑していないお店で、美味しくないのかと心配しましたが、カルボナーラを注文し、美味しく頂きました。

↓混雑していないお店を何とか見つけられました。f:id:yamakeirns:20200801181833j:plain

↓食欲は落ちていないのでカルボナーラでしっかり昼食をとりました。

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 お店を出てしばらくするとついに雨につかまりました。しかも土砂降りです。直前に何とかウィンドブレーカーを着たので雨の冷たさは感じませんでしたが、顔に当たる雨粒が痛いくらいの雨です。この時期合羽を着るとかえって汗ムレして濡れるのと変わらないので、寒さを感じなければ合羽を着ません。靴下も防水ソックスを履いてシューズカバーはうっとうしいので装着しませんでした。濡れてしまったのでもう怖い物なしです。心配なのはGarminの水没だけです。断続的に降ってくる雨で面倒くさいので今回はビニール袋をかぶせずに走り続けました。野辺山は長い距離登る代わりに、下りも長いので一気に距離を稼いでPC5のセブンイレブン韮崎旭町店には16時20分に到着しました。ここではピルクルを飲み、inゼリーエネルギーレモンで軽く補給します。ここで436.7km地点で残りはまだ164km程あります。ゆっくりめで20km/hで見積もるとゴール時間は深夜の2時半頃になりそうです。

↓436.7km地点PC5セブンイレブン韮崎旭町店。野辺山以降、断続的に雷雨?です。

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この後は富士川の左岸、K9、K10を走るルートです。この区間ではたびたび雷雨的な土砂降りの雨に降られました。身延、南部周辺はちょっとしたアップダウンが多く、雨の中なかなかペースがあがりません。たまらず南部にあるデイリーヤマザキ南部内船店に駆け込みます。店主の方がかなりコロナを心配されているようでマスク着用が必須でしたが、何とか入店を許してくれました。時間が19時22分で夕食どきだったのでおにぎり2個と缶コーヒーで補給です。この頃になると完全に日没でナイトライドです。興津に出る前に稲子と富士見峠でちょっとした登りを走破し、522.9km地点のPC6ローソン清水興津中町店に21時38分に到着しました。ここではロールケーキとキリンレモンで軽く補給しました。静岡に入ってからも断続的な土砂降りが続きます。断続的なので止んでいる時もあるので少しだけ救いはありますが、夜間、雨の中を走るのは精神的に大変です。よく通るR150のいちご街道を通り、大崩れを走破します。574.4km地点のPC7ローソン吉田町住吉南店に深夜1時12分に到着しました。最後のPCです。

↓574.4km地点の最後のPC7ローソン吉田町住吉南店。ゴールまであと少しです。

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アイスクリームを食べて最後のPCを出発すると牧之原の激坂です。距離はないですが勾配は瞬間15%を越えます。さあ最後の坂とペダルを踏みこみ、リアギアを変速すると、ぶちっという不気味な音とともにリア変速ワイヤーが切れ、リアがローギアで固定されてしまいました。激坂なのでF井さん、T中さんには頂上まで先に行ってもらい、自転車を降りて押し歩きで激坂を登ります。幸いこの激坂をクリアすれば大きな坂はなく残り19km程度だったので助かりました。初日、早い段階でロー、セカンドギアがなぜか変速できなかったのでおかしいと思っていましたが、どうも変速ワイヤーが切れかかっていたのが原因だったようです。長距離ライドする時に点検が大切なことを実感しました。とりあえず、残り19kmはインナーローでダンシングでごまかしながら走り切りました。川越広場に到着したのは3時半頃で44時間30分の大ライドになりました。実走時間は30時間切っているので、トラブルともう少し休憩を短くとっていれば、ブルベ時間で完走できていました。ちょうど自転車を車に積んだところで豪雨になりました。いろいろトラブルがあり、2日目はしっかり雨にも降られていますが、1日目の天気が持ちこたえたこといい、撤収後に豪雨でゴール時はぎりぎり降られなかったので運が良かったと思います。誰も脱落することなく3人揃って無事ゴールできて何よりでした。

9月よりブルベ開催の自粛が解除されますが、ここ最近の感染者数の急増を見ると開催は厳しいかもしれません。AJ静岡もこれから2週間の状況を見て今年の開催を判断することでまだ結論を保留にしています。

ブルベに関係なく、また過去のブルベコースのライドを個人的に楽しんでいきたいと思います。