yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

カミハギお盆ライド

8月11日(日)にカミハギ緑店主催のお盆ライドに参加してきました。

コースは美濃加茂~川辺~馬越峠~美並~郡上~堀越峠~和良~放生峠~平成~美濃加茂と走る、距離140km、獲得標高約1700mです。

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高温注意報が発令される中での暑さが厳しいライドですが、私を含めて16名が参加しました。いつもサンデーライドで走る顔馴染みの人が何人か参加しています。やはり厳しいライドが想定されるので、走り慣れた健脚揃いです。

朝5時に起床し、準備をして5時半に自宅を出発して新東名、東海環状を走って140km先の集合場所のぎふ里山清流公園を目指します。高速はいつもより交通量が多かったですが、渋滞はなく、7時半に到着しました。

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途中クーラーボックスに氷と水2Lを購入していたので、早速ハイドレーションと保冷ボトル、首に巻くタオルに氷を入れます。プロ選手のように女性のストッキングが目立たずいい感じですが、今回は靴下に氷を入れて、それを輪ゴムで止めて氷がこぼれないようにしてタオルに巻き込みます。首裏が冷やされて猛暑の中のライドでは効果絶大ですが、唯一の欠点は農作業のおじさんのような風体になってしまうことですが、熱中症対策優先なので気にせず首に巻きます。トレイルランニング用のハイドレーションも氷が溶けないうちは背中が冷やされます。容量が1.5Lあるのでライド中水切れの心配はほぼありません。今回ブルベではないですが、自分なりに休憩ポイントと峠を記載したQシートもどきを作成し、さらE-TREX30Xでルートをナビします。ログ用のEDGE820Jも途中のバテッリー切れ防止の為、トップチューブバッグにモバイルバッテリーを入れて、ほぼブルベ装備になってしまいました。

郡上までの約60kmには鯉下峠(3.1km/3.0%)、間見峠(5.2km/3.6%)、馬越峠(2.0km/7.4%)があります。熱中症防止の為、峠のピークでカミハギ緑店の三宅さんが運転するサポートカーが先回りして適宜休憩します。

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郡上に着く手前の馬越峠のピーク手前の1kmが10%以上の激坂で大変でした。
ルートは日陰区間もあり、交通量が少なく走り易かったですが、それでも日なたの路面からの輻射熱が厳しい区間ではいつも以上に疲労を感じます。

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馬越峠を越えて美並に着くと、ルートを少し変更してコンビニで休憩です。氷を補充し、アイスクリーム、アイスコーヒー、シュークリームで軽く補給します。猛暑の中でのライドでは利尿作用のあるカフェインの入ったドリンクは避けるべきですが、私はアイスコーヒーが大好きなので気にせず飲みます。昼食場所の郡上までは20kmほどです。長良川西岸を走るルートです。景色には癒されますが、川沿いの涼しさはそれほどありません。ただスピードの出せる快走区間なので、先頭グループは途中何回かルートミスするほど飛ばしに飛ばします。私は後の影響を考えて自制して走ります。平地では心拍は160を超えないように注意しました。郡上八幡の駅には昼前に到着しました。ここで集合写真をとってから、各自自由行動で昼食です。駅に併設されたCAFEが混んでいなかったので、何名かの参加者と一緒に昼食をとります。私はけいちゃん丼を注文しました。郡上で約60kmでまだ80km走ります。この段階で元気な人と、暑さと坂にやられ始めている人と二極化してきました。

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12時半に郡上市役所近くのコンビニに再集合し、後半スタートです。郡上を過ぎると堀越峠(6.0km/5.2%)、放生峠(1.7km/7.2%)があります。堀越峠は激坂はないですが、登坂距離が5km以上あり、日陰区間のない登りだったので、暑さに苦しめられました。淡々とテンポ走で登ると、ピーク手前で先頭集団が休んでいました。幸いここは涼しい風が吹き抜ける場所で、かなり暑さから回復できました。

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ただ交通量が多い場所だったので、ピークの少し手前のもう少し開けた場所に移動し、全員が揃うのを待ちます。次の休憩場所は道の駅和良ですが、当初ルートだと約15km強あります。さすがに暑さに疲労を見せている参加者が増えてきたので、自身の体調を考えて10km足らずのショートカット組と当初ルート組に途中で分かれることになりました。私は迷わず、当初ルート組です。幸い道の駅和良までの当初ルートは下り基調の快走路でした。先頭グループは飛ばしに飛ばし、私はあくまでボッチ走になっても無理せずペースを維持します。道の駅和良も多くの人がいて賑わっていました。3月に行われたAR中部の200kmブルベでPCになっていますが、その時は人は少なかったので、びっくりです。

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道の駅和良ではドリンク補給だけしました。ここからゴールまで残っている大きなのぼりは放生峠です。3月のブルベでは逆から登りました。登坂距離は2km弱しかありませんが、勾配の厳しい峠です。ここもテンポ走で登ります。ピークでいつものように休憩します。

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さすがの暑さにサポートカーで準備していた水と氷も底を尽きました。最後の休憩所の道の駅平成までは24kmあります。水がない状態で走るのは危険なので途中自販機があったら休憩することにして出発します。

峠を下った先に自販機があったので休憩します。ゴールまでまだ40km近くあるので、暑さによる疲労でライドにお腹一杯の参加者が増えてきました。私はブルベや王滝で苦行慣れしているせいか、まだまだ余裕です。王滝でいつも競り合うF田さんも余裕がありそうです。道の駅平成までは下り基調で20km強なのでとにかく飛ばしすぎに注意して走ります。16時前に道の駅平成に到着しました。ここもいつも以上の賑わいです。
ここでブルベと同じようにゴール近くの気合のコーラ補給をします。この道の駅には足湯のある空調の効いた休憩スペースがあるので、ゆっくり休憩できます。

先頭グループをほぼ8割牽いてきたA木さんがかなり辛そうで、熱中症手前の雰囲気なので無理せずサポートカーに乗ることになりました。

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残りは15km弱です。最後ゴール前に3つ程丘がありますが、何事もなければ30分強で到着できそうです。途中車の渋滞がありましたが、脇を気を付けながらすり抜け、最後の丘も淡々と乗り越えて、無事完走しました。小さなトラブルはいくつかありましたが、とりあえず参加者全員ゴールには戻ってきました。

猛暑ライドはこまめな休憩と無理のないペース配分が重要なことを実感です。足の疲労感はないですが、暑さの疲労感はあったので、一気に浜松に帰るのはやめて北名古屋の実家に立ち寄って休憩してから、浜松に帰りました。

厳しい猛暑ライドでしたが、顔なじみのメンバーと交流しながら楽しい時間を過ごすことができました。終日サポートカーでサポートしてくれた緑店の三宅店長に感謝です。
8月末に午後13時スタートの400kmブルベがあるので、またいろいろと暑さ対策を考えてみたいと思います。