yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

梅ヶ島紅葉ライド

11月16日(土)にバイシクルわたなべカネボウ通り店主催の梅ヶ島紅葉ライドに参加してきました。恒例のイベントでほぼ毎年参加しています。今回はブルベ仲間のT中さんと参加します。お店から梅ヶ島の黄金の湯までは往復で80kmなので100km以上走りたいので、AJ静岡のブルベの発着点の島田川越広場に車を停めてお店まで自走します。
往路は8時半の集合時間に間に合わせる為、6時にT中さんと待ち合わせて35km自走します。最短距離重視でルートを引いたので早朝とはいえ交通量の多い幹線道路だったので、失敗しました。

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ただ幹線道路を走るだけでは単なる移動になってしまうため、敢えてK416の大崩を通ります。海上道路では晴天の澄んだ秋空の中富士山がきれいに見えました。

↓早朝の大崩の海上道路。今回の相棒はPropelです。

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今回はブルベ装備が全くないエアロロードのPropelです。普段ブルベでは片面フラット、SPDペダルの為、久しぶりのSPD-SLペダルで漕ぎ出しで踏み外すことがたびたびありました。静岡市に入ると信号峠の連続で予定よりも少し時間がかかって到着しました。集合時間に30分程度余裕があったので、お店近くのドトールコーヒーで一息入れます。今回はブルベ装備を完全に外して普段ナビで使っているEtrexも装備していないのでEdge820J頼みですが、気温が低くなるこの時期、バッテリーの消耗が激しく、わずか2時間のライドでナビ機能を使用したとはいえ、50%以上の消費です。一息ついている間にモバイルバッテリーにつないで充電します。ナビを終了する際にここまでの35kmの走行ログを誤って消してしまいました。いつも通りブルベ装備のあるRoubaixで来ればよかったと後悔です。お店にはすでに参加者が集まっていました。約30名程度でしょうか。3つのグループに分かれて走行するとのことで、真ん中のグループで走ります。最初の休憩ポイントはお店から25km弱の真富士の里です。
走り始めは交通量の多い静岡市街の幹線道路を走るため、安全第1で25kmh前後で走ります。市街地を抜けて安倍街道K27に入ると、交通量は減り、安倍川沿いの山並みを見ながらのライドになります。最終Grが追いついてきたので、そこからそれに追随するように第2Grを離れて少しペースを上げて走りますが、最終Grの猛者集団には全く追いつけません。私の走り方はすっかりブルベに特化した持久力重視の走りであることを痛感です。

↓真富士の里。サイクリストは少なかったですが、車は一杯でした。

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真富士の里の次は10km程度いった先の自販機のある商店です。私は少し準備に手間取って遅れて出発すると第2Grはここまでのペースから急速にアップして追いつくことができず単独走になります。途中疲れ切って脱落したと思われたのか、スピードマンの参加者に後ろに追随するのでゆっくりペースでいいですよと言われましたが、決してヘロヘロになっているわけではないので、持ち前のブルベ走りの一定ペースで走っているとスピードが落ちないので、不思議がられましたが、私はブルベ中心でレース走だと速さがないかわりに、距離と坂はあまり気にならないと話すと納得されました。
途中で第2Grから脱落したT中さんに追いつきました。急激なペースアップでサイクリングではなく練習会状態ですとぼやいていました。ほどなく第2休憩ポイントに到着です。

↓第2休憩ポイント。山が深くなってきました。

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ここでコーラ補給をしようと自販機でコーラを買うと、ブルベでもよくやらかすがっかりあるあるのゼロカロリーコーラを買ってしまいました。コーラーを買うのは糖分を一気に補給する為なので、本当にがっかりです。あと10kmも走らないで目的地の黄金の湯に到着ですが、ここからはヒルクライムです。黄金の湯は梅ヶ島温泉から5km弱手前で標高は800m程度あります。途中にある展望スポットの赤水滝でお店の方で焼き芋を用意してくれているそうで頑張って登ります。何か所か道が狭く、後ろからくる車、前からくる対向車に注意しながらのヒルクライムです。Propelはフロントが53-39、リアが11-28のギアで、普段ブルベ車の30-32の乙女ギアがないので、いつも以上に丁寧なペダリングを意識しながらじっくり登ります。赤水滝の駐車場まで何とか登り切り、焼き芋をいただきました。ちょうどお腹がすき始めたのでありがたいかぎりです。

↓赤水滝の駐車場でお店が用意してくれた焼き芋を美味しく頂きました。

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赤水滝で登りはほぼ終了です。難所を過ぎてほどなく最終目的地点の黄金の湯に到着です。山深いこのあたりは、ちょうど紅葉のピークになりつつあるようで、紅葉やカエデなどの広葉樹がきれいに色づいていました。

↓黄金の湯の入口ちかくの広葉樹はきれいに色づいていました。

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梅ヶ島周辺は今が紅葉の見ごろです。この日は本当に気持ちのいい晴天でした。

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黄金の湯にはほぼ12頃に到着しました。多くの観光客賑わっていて、食堂は大混雑で一時的に食券が販売中止になっていました。売店には羊羹や煎餅、饅頭はありますが、パンは売っていないので、時間をおいて食堂に行くと何とか食券を購入でき、そば定食を注文しました。料理がでてくるまで少し待ちましたが、なんとか出発時間前にしっかり昼食をたべることができました。

↓そば定食はこんにゃく、イワナ、そばとヘルシーメニューです。

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13時30分に再集合し、集合写真を撮って帰路に着きます。帰路は下り基調のラクチンサイクリングです。ただ道が狭く、コーナーが厳しい区間があるので、車との接触、落車に要注意です。気持ちよく飛ばして往路の第1休憩ポイントの真富士の里に到着しました。ここでほぼ解散です。あまり集団で走ると車に迷惑をかけるので、私とT中さん、そして私と同じ浜松店の常連参加のK木の3名で最後尾でお店に向かいます。疲れない程度のスピードで走ります。静岡市街の幹線道路は往路以上に交通量が多く気を使いましたが、無事16時頃、お店に戻ってきました。しばらく参加者の方と雑談して16時半少し前にお店を後にしました。ここからT中さんと自走で川越広場まで戻ります。帰路は時間を気にする必要がないので、10kmほど遠回りですが交通量の少ない、AJ静岡ブルベ定番の道で帰ります。いちご街道、大崩、大井川リバティと走って18時半前に川越広場に到着しました。最後の約15kmの大井川リバティが爆風ではないですが、横風、向かい風で少し苦戦しました。この後、蓬莱の湯に立ち寄って炭酸泉でしっかり疲れを癒して、夕食を食べて帰りました。T中さんには140km程度でのんびりしたサイクリングになると伝えていましたが、予想に反して今回の参加者は健脚揃いでかなりのペースで、おまけに最終的に170kmのライドになったので、申し訳ないことをしました。

先週に続き、秋の晴天の中、楽しいライドになりました。引率されたお店のスタッフの方に感謝です。今回のライドでブルベシーズンオフの11月にも関わらず、月間走行距離が1000kmを超えました。これからより寒くなって行きますが、寒さに負けず、引き続きしっかり乗り込んで行こうと思います。