yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

180916SDA王滝

9/16日に開催されたマウンテンバイクのマラソンレースのSDA王滝に参加してきました。7月上旬の西日本豪雨の際に王滝村も豪雨に見舞われ王滝川沿いの滝越地区に向かう村道が崩落し、今回はレギューラーコースでのレースは中止になり、昨年11月に行われた冬王滝の周回コースでの開催です。20km、40km、60kmの3カテゴリーですが、周回数の違いだけで同時スタートで同じコースを走ります。私は60kmに参加です。春王滝で7時間切れたので秋王滝では120km走ることを楽しみにしていたので残念でしたが、、今回の周回コースも距離は短いとはいえ王滝は過酷です。
今回も前日に会場入りして車中泊をして当日を迎えます。いつもなら前日の夕方到着だと駐車場の便利のいい場所はほぼ埋まっていますが、今回はがら空きです。それもそのはずレギュラーレースなら1500名程参加しますが、今回は300名弱の参加です。

      ↓いつもより空いている松原スポーツ公園の第1駐車場

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いつもと違いスポンサー企業のブース出店は少なく、かわりに王滝村の方々の屋台が出店していました。今回参加賞として恒例のTシャツはなく、代わりに会場の屋台や王滝村内のお店で使用できる商品券が配られました。距離別に金額が異なり、一番参加費の高い60kmは3000円も商品券が配布されました。早速夕食で毎回出店されているやきとり屋さんでいなり寿司と焼き鳥を購入し、あとスウィーツの屋台で栗の入ったシュークリームを購入しました。いつもと違い参加者が少ないのでゆったりしていて、のんびりできます。

       ↓大会本部のあるステージでは王滝村の村民の方の屋台が並びます。
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コース説明もいつもはオードブルと飲み物がありますが、今回はありません。全員が同時スタートで同じコースを走るので説明も早く終わります。昨年の冬王滝では雪に悩まされたコースです。個人的な目標は順位は別として4時間半切ることです。18時前にコース説明が終了したので、車に戻り、明日の準備や夕食を準備します。土曜日は生憎の天気で断続的に雨が降ってきました。雨は日曜日早朝まで残りました。夕食は1食で1000kcal以上とれる焼きそばと先ほど屋台で購入したシュークリームです。質素ですがカロリーは十分です。

       ↓ペヤンギ焼きそばの超大盛は手っ取り早くカロリーをとれます。
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明日のレースはいつもより2時間遅い8時スタートです。1時間前の7時にスタート地点に自転車を並べられるので5時に起床して朝食を済ませ、7時にいい場所に並べられるよう、6時にスタート脇に自転車を置いて備えます。5時なら早く寝る必要もないので、普段と同じ23時過ぎに眠りにつきました。車中泊は窓を閉切って寝ると自分の呼気で湿気が凄いので、後ろのハッチを開放して寝ましたが、案の定明け方蚊の襲撃に合いました。それでもいつもの王滝よりはしっかり寝ることができました。
パンとバナナで朝食を済ませて、6時に自転車をスタート脇に置きにいくといつもなら先客がいますが、今回は1台しか置いている人がなく拍子抜けしました。先頭は気が引けるので、少し後ろの位置にバイクを置きます。7時少し前にスタート地点に行くと、いつもより少ない自転車しか置かれていません、7時の合図で並べる際もいつものような喧騒はなく、皆落ち着いて余裕を持って自転車を並べます。

       ↓スタート場所争いが起きようがないほど脇置きMTBが少ないです。
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       ↓いつもより余裕で20m位前におけました。
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いつもなら自転車を並べたあとダッシュでトイレ行列に並びますが、驚いたことに王滝名物のスタート前のトイレ行列はなく、平和です。スタートはいつもと同じようにプロのゲストライダー、シード選手を先頭に、御嶽神社の神主さんの祈祷でレースの無事を全員が祈り、5km先の林道までは先導車の誘導でスタートします。レギュラーコースではないとはいえ先頭集団のスピードは速く、それについていくと本格的な林道の登りに入ってから失速するので自分のペースをキープします。

      ↓トイレ渋滞もありません。
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      ↓プロ選手、シード選手並ぶ前のスタート地点
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今回も2Lのハイドレーションとパンク対策の予備チューブや工具等を詰め込んだバックパックを背負って走ります。3kg程度はあるので、かなりのハンディです。実際速い選手でバックパックを背負う人は少ないので、今後はタイムを考えれば、バックパックは背負わない方法を考える必要があります。サドルバックに工具、チューブを詰め込み、水はボトルにするのが最善策だと思います。

今回60kmとはいえ王滝は登り、下りが厳しく写真を撮る余裕はないので今回もレース中の写真はありません。レース展開は登りで抜かれて、下りでフルサスMTBの強みを生かして挽回する展開でした。私のコンポはスラムの1×11速のフロントシングルの為、変速によるチェーントラブルのリスクは少ないですが、その代わりギアの選択肢が少ないので、登りは少し重いギアで頑張る必要があります。エイドステーションには立ち寄ることもなく、順位的には真ん中よりも前で走れていましたが、2周目の途中でフロントタイヤがパンクしました。王滝7回目で初めてのパンクです。原因は尖った鋭利な岩のかけらが刺さったためです。何とか20分位で修理して復帰できました。この時CO2ボンベを持っていて非常に助かりました。おかげでしっかりビードが上がった状態でパンクを修理できました。
2周回目の途中でで早くも3周回目のプロ選手にあっさり周回遅れにされます。松本選手、山中選手、池田祐樹選手にパスされましたが、展開的には松本選手が2位にかなりの差をつけているようでした。また2周回目では20km、40kmの選手で疲れ切って押し歩きしている人をちらほら見かけるようになってきました。60kmは3周回で終了で3周回目もたれることなくマイペースで走ります。マイペース走法でパンク修理中に抜かれた人を何人か抜き返すことができました。3周回目の登りの途中で同じ60km参加の選手に話かけられて、ゴールまでお互いの楽しい王滝談義をしながら一緒にゴールしました。私よりも多く王滝に参加している人で常連です。常連の人なので一緒に入っていても安心感があります。結局レース結果はパンクが響いて4時間半は切れませんでした。5時間5分で100位でした。60kmは177名が出走し163名が完走でした。真ん中より後ろだったので不満足ですが、雨も降らずに最後まで王滝の自然を満喫できたのは大満足でした。また来年の春王滝に向けて励もうと思います。

ゴール後は早々に片づけをして泥だらけのマウンテンバイクを積んで会場を後にしました。商品券がまだ1500円分あるので王滝食堂でいのししの焼肉定食を食べてから帰ります。いのししの肉は豚肉と違って脂身が少なく、少し歯ごたえがありますが、さっぱりした味で美味しいです。

      ↓前日の雨で林道はぬかるみだらけでMTBは泥だらけです。
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      ↓王滝食堂はこの焼き肉定食といのぶた丼がお勧めです。
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       ↓村の観光案内所前にある王滝食堂。今回は混雑なしでした。
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帰路は下道で200kmほどで妻籠宿、昼神温泉平谷、根羽、設楽、浜松といつもと違うルートで帰りましたが道が空いているので5時間弱で帰れました。
9月の4週、5週の土日は自転車はお休みです。10月初めに1000kmブルベがあるので準備万端で臨みたいと思います。