yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

ブルベ前夏期休暇旅行

14日~19日まで56日で妻と2人で旅行に行きました。18日はAD近畿主催のBRM818近畿400km上越に参加します。当初は旅行とブルベは切り離すつもりでしたが、浜松に戻り出直すのは効率が悪いのでやむなく奥さんを引き連れて連泊することにしました。

今回の旅行先は6月と7月に走ったブルベのルートをなぞります。初日は加賀温泉郷、山中温泉を目指します。途中手前の福井で丸岡城に立ち寄りました。現存12天守でまだ行っていないのが丸岡城備中松山城です。丸岡城天守閣は大きくないですが、最古の建築様式で石瓦が特徴の趣のあるどこか素朴な天守閣です。天守閣の内部はは3階建てで急こう配のはしごのような階段を上ります。徳川家康重臣鬼作佐の異名を持つ本多重次にゆかりのあるお城で重次が陣中から妻に送った手紙「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」が短く要件を伝える手紙のお手本とのことで、城の近くに日本一短い手紙の館が建てられていました。

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丸岡城の後、14日の宿の山中温泉に向かいます。宿に着いて荷物を置いて、山中温泉の観光スポットの鶴仙渓遊歩道をを散策しましたが、14日は猛暑で渓流沿いの遊歩道でも全く涼しくありません。一応あやとり橋、こおろぎ橋の写真を撮って宿に戻りました。夜は山中座前広場で夏祭りが行われていました。6月のブルベの際にはこの近くのPCのコンビニで小補給をして通り過ぎただけでしたが、今回は旅行できているので満喫できました。

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15日は五箇山を目指します。世界遺産五箇山菅沼集落と相倉集落の観光が目的です。菅沼集落は6月のブルベの際には国道から写真を撮っただけでしたが、今回は集落を歩いて散策します。菅沼集落は9戸しかなくコンパクトです。それでも雰囲気は十分で景色を楽しみながらのんびり散策しました。菅沼集落の後は相倉集落を目指します。ブルベでは4kmほどロスで登坂があるので寄り道を断念しました。ここは菅沼集落違い戸数が多く、民宿を営んでいる合掌造りの家も数軒ありました。ちょうど集落の真ん中にある土産物屋で名物の「とちもちぜんざい」を食べました。素朴なあじわいです。この日の宿はこの集落の近くの国民宿舎で山の緑が美しい宿でここでも癒されました。

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16日は能登1周するつもりでしたが、生憎の豪雨で急遽金沢観光に切り替えました。時間100mmを超える雨は、前が見えず車の運転で危険を感じる雨でした。89年~93年の大学4年間金沢にいたので、学生時代にはなかった観光スポットに行ってみました。まずは東茶屋街です。今は金沢観光のシンボルのような場所ですが、私が学生時代はまだ整備前で観光地にはなっていませんでした。写真映えのする町並みで多くの人が訪れるのもうなずけます。豪雨のせいで写真だけ撮って早々に撤収します。つぎは雨除けもかねて21世紀美術館に行ってみましたが、皆同じことを考えるようでチケットを購入するのに1時間もかかり大混雑でした。展示は現代アートですが、やっぱりというか私の感性では何がいいのかさっぱり理解できませんでした。プールを使った有名な展示も雨のせいで外からみることはできず残念でした。雨も小雨となり気を取り直して金沢城跡公園を散策します。学生時代、城内キャンパスがあり1年半程通学で登城しましたが、今は大学に関係する建物はなく、いくつかの建造物が復元されて立派な公園になっています。
重要文化財の石川門と三十三間長屋は何ら変わることなくほっとします。兼六園も無料開放されていたので有名な灯篭と噴水の写真だけ撮影して金沢を後にします。

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3日目の宿は高岡です。17日はまた快晴となりました。6月、7月のブルベの際にはゆっくり観光できなかった高岡を観光します。富山県唯一の国宝瑞龍寺前田利長墓所、高岡大仏、土蔵の街並み、格子の街並み、御車山会館と駆け足で観光します。高岡は工芸の町でそれを随所で感じることができました。高岡観光の後はいよいよBRM818近畿400km上越のスタート地点、上越妙高を目指します。

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15時過ぎに北陸新幹線上越妙高駅から7kmほど離れた新井PA近くの宿に到着しました。早速ブルベの準備をして、早々に夕食を済ませました。今回のブルベは181時の深夜スタートです。とりあえず夕食後寝れるだけ寝ようと試みますがなかなか眠れません。今回は獲得標高が4,714m5,000mは超えていないので何とか20時間前後のゴールを目指したいですが、深夜スタートの影響がどうでるか一沫の心配です。天気は問題ないので景色を楽しみながら36回目の無傷の完走を目指します