yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

18BRM714宇都宮600km伊那(前日/1日目)

7月13日有休+14日~16日の3連休を利用して、AJ宇都宮主催のBRM714宇都宮600km伊那に参加してきました。わざわざ宇都宮まで遠征した理由は①日程/②ジャパンカップ会場の宇都宮森林公園/③国道で2番目に標高の高い麦草峠に魅かれて遠征です。浜松からは片道380kmほどあります。ブルベ前日の13日金曜日に現地入りしました。朝9時に浜松を出発し、14時過ぎに宇都宮森林公園に到着しました。まずはジャパンカップのコースを走ってみました。
                    
       ↓森林公園の大駐車場に案内看板があります。
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      ↓赤川ダムの堤防を渡るとサイクルステーションがあります。
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      ↓サイクルステーション前には宇都宮ブリッチェンの旗が翻っていました。
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      ↓古賀志林道ピークです。激坂ではないですが1km程度の登りです。
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      ↓林道は許可車両と自転車しか通行できません。安心してサイクリングできます。
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      ↓林道を下りきってしばらくすると大橋牧場があります。かわいい子牛がいました。
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      ↓鶴CCの登りです。今年はここは通らないようです。古賀志より激坂でした。
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ジャパンカップのコースは走った印象だとかなりのスピードコースでスプリンター、パンチャー脚質の選手向きの為、私はどちらかというとレースなら嫌いなコースですが、サイクリングペースなら交通量が少なく、地形、景色に変化があり楽しめました。明日のブルベに備えて、17時前に切り上げて宿でゆっくり英気を養います。今回は雨の心配はなさそうですが、土日の2日間が酷暑とのことで、酷暑で有名な北関東の主要部を通るので心配です。今まで夏のブルベを避けてきたのも炎天下のサイクリングのリスクを考えてでしたが、今回は経験を増やすために敢えてチャレンジしてみました。あとこの600kmを完走できればトリプルSR達成です。

14日は宿を4時半少し前に出て現地に5時少し過ぎに到着です。スタートは6時です。今回78名のエントリーで、当日出走したのは57名でした。酷暑と厳しい山岳コースで57名出走はさすが関東のブルベだと思いました。静岡なら30名弱程度です。事前のブリーフィングではスタッフの方がやはり酷暑による熱中症を心配して参加者に無理をしないよう呼び掛けていました。

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定刻通り6時にスタートしましたが、すでにこの時点でただならぬ暑さで前途の多難さを感じさせました。過去に真夏のヒルクライムで心拍を上げすぎて下がらなくなり、身の危険を感じたことがあったので、今回は心拍は150以下で呼吸が苦しくならないペースで走ることを心掛けました。給水もただの水ではなく、ポカリスエットか麦茶主体で切らさないよう細心の注意を払いました。梅丹の2runも適宜意識して取りました。

ルート上に日本最古の学校と呼ばれている足利学校がありましたが、写真だけで観光しないで、とにかく1日目はちょうど中間の300km地点の伊那の宿に22時前にできれば21時に着くことを目指します。

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11時半頃に横川の釜めしの脇をを通ったので一瞬、昼食で立ち寄ることを考えましたが、先を急ぐことを優先しました。このころになると平地は35度以上の酷暑地獄で、20km毎にコンビニに立ち寄り、毎回2Lの水を購入して体にかけ水をして放熱し、ボトルにはカップ氷を入れてドリンクを冷やしました。さらに余った氷はタオルにくるんで首筋に巻きました。30分もたないですが、首筋を冷やすのはかなり効果的でした。以後ゴールまでこの繰り返しになりました。

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最初の登りの標高960mの碓氷峠は登坂距離はありますが、木陰が多く、激坂がなく、途中写真のようなめがね橋のような景観もあり、それほど苦しまずにパスできましたが、峠を登り切った後の標高約1000mにある軽井沢が避暑地なのに32度あり、おまけに3連休で国道がいつも以上の大渋滞でその脇を注意しながら通らねばならず参りました。

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軽井沢をパスすると昨年静岡の600で苦しめられたあさまラインでしたが、今回は逆コースの為下り基調でご褒美区間になりました。この後、初日2発目の標高914mの修那羅峠の10%前後の登坂に苦しめられましたがそこも何とかパスできました。ブリーフィングでスタッフ一押しの北国街道の宿場町海野宿に到着しました。雰囲気のある宿場町でしたがあいにくの猛暑のせいで観光して楽しむ余裕は全くなく、写真だけ撮って通過しました。

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今回のルートは国宝松本城のからめ手側も通ります。何とか日没前の明るい時に写真をとれました。正面ではないので有名な月見櫓は写っていません。正面にまわる余裕はありませんでした。
ここから宿の伊那までは50kmあります。この調子だと宿には何とか22時前には到着できそうですが、当初想定した平均時速20km計算の21時到着は無理そうです。酷暑のせいで頻繁にコンビニ休憩せざる得ないことが響いています。

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宿の手前のPC4のコンビニには21時半ごろに到着です。4時間半弱のマージンを確保できました。過去に宇都宮のスタッフをしていて松本に引っ越しをされた女性の方が待機されていて、飴と暖かい声援をいただきました。私が6番目の到着のようです。皆大苦戦しているようです。ここから宿までは5km弱で無事22時少し前に到着しました。自転車を部屋に入れてもいいとのことで非常に助かりました。大浴場もあり、急いで風呂に入って22時半にはベッドに入りました。せっかく宿泊したのでぎりぎりまで粘ろうと目覚ましは3時に設定して就寝です。2日目は杖突峠麦草峠十石峠と1000m越えの超級山岳尽くしです。結果的に今回仮眠作戦ではなく、中間地点で宿泊したおかけで600kmブルベではじめて睡魔に襲われることなく走ることができましたが、時間的には厳しくなりました。
長くなるので2日目は分けて投稿します。2日目は1日目以上の酷暑と超級山岳に悩まされました。。。完走できたどうか?