yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

2020BRM111いちご200km試走

12月29日(日)に年明け1月11日(土)に行われるAJ静岡のBRM111いちご200kmのスタッフ試走に行ってきました。今回はソロ試走になりました。

コースは島田→掛川→袋井→大須賀→御前崎→吉田→焼津→日本平→焼津→吉田→牧之原→島田と回る200km、獲得標高1419m(試走値)のコースです。平坦基調で登りは倉真、大崩、日本平程度で遠州の空っ風がコースの難易度に大きく影響します。29日はこの時期には珍しく終日ほぼ無風で心配された強風の向かい風はなく、そのかわり追い風の恩恵も受けない走り易い日でした。

↓スタート地点の早朝の島田川越広場。車は私の他1台のみです。

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↓島田博物館の前に大井川の川越のモニュメントがあります。

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↓獲得標高はルートラボでは1116m、実走値は1419mと大きく開きがありました。

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明るくなってからスタートしたかったので、一番遅いスタート時間の7:30で試走開始です。今回は走行中もしっかりQシートが見えるように今年使用していたサイズの1.4倍のサイズにしてコンパクトさよりも視認性重視で準備しました。おかげで走りながら各ポイントをしっかりチェックできました。

まずは10km程走るとK81沿いに大代のジャンボ干支が登場します。7日のAJ静岡の忘年会の際にもすでに作られていました。昼間は写真撮影で多くの人で賑わいますが、この日も早朝なので人はなく、しっかり写真を撮れました。

↓大代のジャンボ干支。10km地点左手に登場します。いつもながら精緻な作りです。

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このジャンボ干支を過ぎて、集落がなくなり山間部に入ると4km弱、平均勾配4.7%の登りです。登りのピークはトンネルではなくその先すこし走った地点です。この登りで体がしっかり暖まります。登りよりも下りが注意が必要です。道路の舗装が悪く、落葉、砂利が随所に現れ、今年の秋の400kmでは2名の方が落車しました。しっかり減速して路面を確認しながら慎重に下る必要があります。

↓最初の登りピーク。個人的に倉真峠と呼んでいます。ご覧の通りの舗装です。

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倉真峠を下るとK40に出るまでのK269の7.9kmは快走路です。時間を稼げるので飛ばしに飛ばします。PC1は33.9km地点のファミリマート袋井月見町店です。8:57到着で関門時間に対して1時間強のマージン確保で順調です。いつもの通りブラック缶コーヒーとシュークリームで軽く補給します。

↓PC1のコンビニ。すぐ脇にSUZUKIの自動車店があります。

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PC2はここから38.8km先です。K58を袋井駅まで南下し、R150を外して御前崎に向かうK41、69、372、239を西から東へ走ります。この区間は吹き曝しになっているので風の影響を大きく受ける区間です。向かい風の時もあれば追い風の時もあります。この日は無風でした。30km以上平坦区間を黙々と走ります。PC到着前に少し登りがありますが、ほぼ平坦です。交通量は普通ですが、R150と違って大型車の通行は殆どないので走り易い市街路です。PC2のセブンイレブン牧之原波津東店には10時42分に到着しました。関門に対してさらにマージンを1時間40分程確保しました。缶コーヒーとななチキで軽く補給して、お昼ご飯用におにぎり2個を購入して出発します。

↓72.7km地点のPC2のコンビニ。平均24kmhでの到着で快調です。

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ここから8km程のR150区間は国道だけあって交通量が増えます。この区間も強い風が吹いていれば大きな影響を受ける区間ですが、相変わらず無風です。追い風の恩恵を受けられないのは残念ですが、向かい風の洗礼もないので助かります。PC2から14km程走ると大井川を渡ります。私は背後から車のプレッシャーを受けるのが大嫌いなので、躊躇なく橋手前で道路を横断して右側の歩道を走ります。橋の上も無風で快調です。大井川を渡って焼津に向かうK355はAJ静岡のブルベではよく使われるルートです。何回も走っているルートなので、Qシート、ナビを見なくても走れます。今回小川漁港、焼津漁港を走るルートが港沿いのルートになり、昼食で小川港魚河岸食堂、まぐろ茶屋に立ち寄り易くなりました。どちらの店も新鮮な海鮮料理が楽しめる店なので、時間に余裕があり、グルメしたい人には立ち寄りスポットとしてお勧めです。今回私はそれほど空腹ではないので立ち寄らずにパスしました。焼津市街を抜けると大崩れです。往路は3.2km、平均勾配2.6%の登りです。0mから89mまで登ります。往路は海上道路越しに富士山がきれいに見えました。

↓29日は曇りでしたが、往路は富士山がきれいに見えました。

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大崩れを抜けるとR150に戻ります。広野交差点では横断歩道がないのでQシートでは地下通路を使って横断するよう指示されているので注意が必要です。地下通路を使わないと、自転車の横断を意識していない対向右折車に突っ込んでこられる危険があります。
この後安倍川を渡りますが、橋の交通量が非常に多いので歩道走行を推奨です。ここも私は躊躇なく歩道通行です。この先の中島の交差点は左側を走り続けると横断歩道がないところを横断しなければいけないので、橋を渡ったところで右に横断した方が安全だと思います。中島の交差点を過ぎるとこのブルベの名前の由来になっているいちご海岸通りです。駿河湾を右手に、左手に久能山を見ながら走る、開放的な直線快走路です。交通量が非常に多いので注意は必要です。年明けにはいちご狩りを勧誘するいちご娘を通りのお店の前で見かけますが、29日は営業しているお店は殆どありませんでした。この日はいちご海岸通りも無風でした。

↓いちご海岸通り。左手の山が久能山静岡県唯一の国宝久能山東照宮があります。

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いちご海岸通りは10km程走ります。信号が3か所しかない長いTT区間です。TT区間をパスして2km弱走ると、日本平の登りです。4.7km、平均勾配5.1%です。日本平パークウェイは車の交通量が多いですが、日本平運動公園からの登りは交通量は殆どありません。日本平山頂駐車場がPC3です。当日はここに有人チェックポイントが設置されます。とりあえず石碑の写真を撮って、ベンチに座ってPC2で買ったおにぎり2個で軽い昼食を済ませます。

日本平到着時点では富士山は雲に隠れて絶景が拝めませんでした。

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日本平は新しい展望所効果で以前より訪れる人が増えている印象です。

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PC3の日本平で130km、残りは70kmです。日本平には13時48分に到着し、2時間20分程のマージンになりました。このままいけば10時間切れそうな感じです。日本平パークウエイを下ると、往路走ってきたルートを牧之原手前まで走ります。遠州の空っ風は北西から吹くことが多いので、帰路が試練になることが多いですが、帰路もほぼ無風でした。PC4のファミリーマート牧之原静波店には16:11に到着しました。マージンは3時間強になりました。この調子なら17時30分前には到着できそうです。PC4を過ぎると牧之原台地を登るK235の激坂が登場です。牧之原台地の登り口はいくつかありますが、私は個人的には今回の激坂の登り口が一番好きです。坂は厳しいですが、一気に登り切るので距離は短いからです。激坂を登り切ると後は平坦と下りの20km弱です。川越広場には17:14に到着し、9時間44分で無事2020年最初のブルベを完走しました。今回覚悟していた強風が全く吹かなかったので、今まで走ってきたブルベの中で一番楽に走り切ったブルベになりました。

今年はAJ静岡のブルベは3月の300kmまでは既にエントリー枠が埋まり盛況です。年明け最初のBRM111いちご200kmは晴天になってくれれば、賑やかなブルベになると思います。また顔馴染みとの再会、新しい出会いを楽しみにしています。