yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

新宮池~横山~熊ライド

11月23日(土)は久し振りにソロで山岳系の私にとって定番のルートを走ってきました。ルートは浜北~磐田~森町~新宮池~春野~横山~熊~浜北と走り、距離約130km強、獲得標高は約1700m強です。4.2km、平均勾配9%の新宮池、10km、平均勾配5%の横山から一本杉トンネルまでの2か所が登りのいいトレーニングになります。

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磐田まではいつもの通勤ルートを走ります。今日の相棒はCAAD12です。ブルベ装備は全くないので軽量です。かささぎ大橋から先の1km程度の磐田台地の坂も軽快に登れました。まずは25km先の新東名の遠州森町PAを目指します。逆回りだと結構な登りがありますが、磐田から走る場合はそれほどではなく、1時間程度で到着です。ちょうど昼時だったので混雑していますが、ここで昼食にします。下りのPAは飲食店が充実しています。豚ちゃん定食を注文しました。ここからの山岳区間に向けて十分な補給ができました。

↓新東名遠州森町PA下り。店内は多くの人で賑わっていました。

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↓ボリュームたっぷりのとんちゃん焼き定食。

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昼食の後は、PA近くを走っている快走路の森町スカイラインを走ります。適度なアップダウンがあり、舗装も良く、交通量も少ないのでここでトレーニング走行をしているサイクリストをよく見かけます。この日も途中何名かのサイクリストとすれ違いました。塩の道K58に出ると春野までの約15km弱は山間部を走ります。まだこの辺りの紅葉はこれからの雰囲気です。周智トンネル手前が少し登りますが、K58も交通量は少なく快走路です。いきなり新宮池の激坂には向かわず、通過して塩の駅熊の親子で休憩します。ここはお茶の入った生どら焼きが名物です。ブラックコーヒーと一緒に軽く補給です。

↓新宮池登り口近くの「くまの親子」お茶屋さんが経営している道の駅的な施設です。

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↓くまの親子名物の生どらやきは激坂登坂前のいい補給食です。

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軽く補給を終えて、新宮池を登坂します。4.2km、平均勾配9%はいつもながらの厳しさでCAAD12には52-36、11-28で乙女ギア仕様ではないので軽量とはいえ、要所要所でダンシングしながら23分程度で登ります。ここを20分以内で登り切るのがクライマーとしての実力値の目安ですが、私は未だに20分切りは達成できていません。

新宮池はいつもと同じように無人で静かなたたずまいです。標高が550m超にある池で、伝説のある池です。新宮神社に参拝して、クリートの位置を直して下ります。

↓新宮池は勾配が厳しいせいか、いつもサイクリストを見かけません。

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新宮池の登りはそうでもなかったですが、熊切側の下りは路面が濡れていて落ち葉、青苔だらけの道でスリップを警戒してかなりゆっくり下りました。濡れていなければ一気に下れる道ですが、予想していたとはいえ、これには激坂の登りよりも参りました。

↓新宮池下り。この状態で7~10%の斜度があるので最悪です。

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当初は自転車が汚れることを嫌って浜名湖方面を走ろうと思いましたが、平坦基調なので敢えて天竜の山岳路を走りましたが、山間部の県道で日陰の区間はほぼ上の写真のような状態で、おかげでCAAD12にはダウンチューブ裏にびっしり濡れ落ち葉がへばりついてしまいました。何とか熊切まで下り、R362に出たところにある商店でドリンク休憩をします。併設されていたガソリンスタンドが経営者が替わったのか再開していました。山深いところなので、この周辺の集落の人には貴重な施設だと思います。

↓熊切地区周辺の唯一補給できる貴重な商店。休業していたGSも再開していました。

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天竜川水系の風景は高知の四万十川と遜色ないと思います。

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ドリンク休憩を終えて、春野方面に走ります。途中でK285に入り、気田川沿いを秋葉方面に向けて走ります。K285は道幅が狭く対向車に注意する必要がありますが、ここも快走路です。特に夏は木陰が日差しを遮ってくれます。ただ今の季節は少し位感じになるのが残念です。いつものように10km程走った先にある吊り橋で天竜川の対岸に渡ります。

↓いつも板が抜けないか不安に思いながらパスする吊り橋。

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今日は11時少し前に家を出発したので、まだ16時前だったので、横山に向かうR152の途中にある露店の五平餅屋さんを目指します。なんとか閉店前に間に合い、ここで五平餅とコーラ補給です。肝心な五平餅の写真を撮り忘れましたが、しょうが効いた美味しい五平餅で、店主のご主人が気さくな方です。この時期は16時まで営業しているとのことでした。

↓五平餅以外にもしいたけ汁、おでん、やきとり等メニューが多彩になっていました。

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五平餅補給を終えると第二の登坂、横山~一本杉トンネルの10km、平均勾配5%の登りです。登坂距離はありますが、新宮池と異なり、激坂ではないので、山深い渓流沿いの風景を楽しみながら登坂します。所々で色鮮やかにもみじが紅葉していました。

↓山深い所は広葉樹の紅葉がきれいです。

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頂上の一本杉トンネルに着くころには日没を迎えました。あと2時間早く家を出ていれば明るいうちに帰宅できましたが、ここから先はブルベのナイトランの練習状態です。道の駅熊水車の里も閉店していて、オートバイのライダーが2人いただけでした。

↓日没後に到着の一本杉トンネル。すっかりブルべ病で怖さを感じません。

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↓日没後のくんま水車の里。もちろんサイクリストは誰もいません。

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道の駅からは下り基調でK9を浜北まで下ります。浜北森林公園の手前で浜北三段坂を登り、新東名の浜松SAを目指します。18時過ぎに到着しました。今日は奥さんは不在なのでここで夕食を取ります。少しボーリュームがあるものを食べたかったので、普段は食べないカツカレー食べました。この後本来なら都田までまだ少し登って獲得標高が2000mになるまで走るのですが、どもCAAD12の変速の調子が悪いので、浜松SAから自宅に直行しました。

↓新東名浜松SA。いつも夕食で立ち寄ります。

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↓しっかり走ったので、しっかり夕食を取りました。

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前日の雨のせいで山間区間の道路が濡れているところが多かったので残念でしたが、しっかり135km走り込めました。今年の11月はブルベのシーズンオフなのに月間1500kmに走行距離が届きそうです。来週土曜日は自転車屋さんのサイクルイベントで伊良湖まで走るつもりです。