18BRM421恵那400試走

AJ静岡の4月21日に行われるBRM421恵那400の試走に行って来ました。土曜日は金曜日の雨が残っている印象だったので、月曜日に有休を申請し、日曜日6時スタートでの試走です。スタート時に土曜日に試走したスタッフ2人と会えるかと思いましたが、まだゴールしていませんでした。予報では土曜日同様に風が強く、さらに冷え込む予報です。今回秋用長袖ジャージの下に保温下着、冬用靴下で寒い時ウィンドブレーカーをはおるようにし、念の為に冬用グローブ、ネックウォーマー、フリースウォームキャップを持っていきました。

走り出して20kmほど、粟ヶ岳の北側の林道を下ってきて住宅街に出たところで、見慣れない動物を見つけました。はじめ猪だと思いましたが、ニホンカモシカでした。シャターチャンスを逃し、左の写真にはらしきものしか写っていません。住宅街の近くだったのでびっくりです。珍獣にあったので、今日は幸先がいいのか悪いのかどっちだろうと思いましたが、残念ながら幸先が悪かったようです。

↓PC1は静岡、名古屋、中部のブルベではよく使われる新城市有海のサンクスです。この周辺は長篠古戦場の史跡が点在しています。石碑や説明文もしっかりあって、史跡マップも販売されているので、私のような古戦場ファンにはのんびり往時に想いを馳せながら1日過ごせる場所です

↓PC1の後はR257で豊川（寒狭川）沿いを走ります。今日は平地も山間部もどこにいても寒さを感じます。下の写真は標高500m弱の名倉手前のピークにあった道の温度表示ですが5度です。山間部ではでまだ桜が満開の状態で随所で見られました。

↓名倉の道の駅近くの堰堤では桜が満開で多くの人が訪れていましたが、生憎の天気でこの周辺通過時に季節外れの雪に見舞われました。写真でも吹雪いているのがわかると思います。空を見上げると雪を降らす黒い雲が覆っています。まだ折返し地点の恵那まで距離があり、心配です

突然の雪と寒さで予定変更で上矢作の道の駅で昼食です。本当は名倉の道の駅で五平餅セットを食べる予定でした。ただ花見客が多く、店が混雑していたので断念です。
コーラと普通なカレーでしっかり補給し、一息つきましたが、今日のペースだと終始、時間との戦いになりそうです。

岩村の古い町並みです。一度のんびり散策したいですが、今日は全く余裕がないので写真だけとりました。このあと日本一の田園風景と看板がでていて、展望所がある場所を通りましたが、そこも立ち寄っている余裕がないので泣く泣くスルーしました。この周辺もまだしだれ桜や花桃が至るとこできれいに咲いています。

↓折り返し地点の恵那のPC2に1時間程遅れて到着です。制限時間に対してマージンは1時間しかありません。今回は重量車なのと、標高500m超の区間は昼間なのに3度くらいしかなく、頻繁に着込んだり、脱いだり温度調節が必要でそれが大きなロスになっています。ルート途中に大正村の前を通ったので写真を撮ってみました。明治と昭和の間で約15年しかなかった時代で何を展示しているのか個人的には興味があります。

深夜23時過ぎに作手村通過です。道の駅の温度表示が氷点下1度です。今回寒さのせいで、補給を小まめにする必要あり、さらにバス停や駅の待合室等で気楽な仮眠ができず、暖房の効いたお店しか仮眠できないので、仮眠はあきらめて結局徹夜で走ることになりました。やはり仮眠しなかったことが最後の走りに大きく響きました。

行きの西に向かう区間は強烈な向かい風だったので、逆に帰りはBRM224浜名湖200と同じコースでなので舞阪から掛川まで追い風を期待しましたが、皆無でした。

深夜3～4時にR150を走りましたが、予想通り心ない（車幅感覚がない？周囲を見ていない？）ドライバー多発で、ふらついてもいないのに乗用車に1台ドアミラーで右のSTIレバーを擦られてひやりとする場面がありました。それ以降は車道は避けて歩道を走りましたが、R150はできれば走りたくない道です。最近プロ意識、安全意識のない大型車のドライバーを見かけることが多く本当にうんざりです。

最後のPC4からゴールまでの約30km弱は睡魔との戦いで、目を覚ますために度々立ち止まって体操しながらとぼとぼ走ったので随分時間がかかりました。結局今日の朝6時45分にゴールで、完走に24時間45分かかりました。目標は重量車とはいえ22時間以内だったので想定外の大苦戦です。今まで過去27回走ってきたBRMの中でもワースト3に入る苦行ブルベになりました。今回は本当に季節外れの寒さにつきます。（冬にブルベをやらない理由を実感です。）

来週は中部300に参戦します。天気が心配ですが28回目の完走目指して頑張ります。