yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

2018春王滝

ブルベと合わせて力を入れてここ3年参戦しているのが日本で最も過酷なMTBレース王滝です。今回の春王滝で6回目の参戦です。過去春王滝を2回、秋王滝を2回、昨年伝説となった冬王滝で、冬王滝だけ、関門時間が厳しすぎて唯一のタイムオーバーですが、後4回は100kmをすべて完走しています。7時間をきれば秋王滝で120kmに参加できるので、今年の春王滝で何とか切りたいと思っています。いつも通り19日土曜日朝6時半に浜北を出発し、10時半に王滝到着です。受付は13:00からですが、駐車場のいい場所を取りたいのでいつも早く現地入りします。私は宿はとらずいつも車中泊で参加しています。10時半だとまだ駐車場に車は少なく、会場に近いいい場所を確保できました。会場の松原スポーツ運動公園は王滝村中心から2.5km離れ、御嶽山が見え、夜は星がきれいに見える場所です。

イメージ 1

イメージ 2

受付が当初より早められて12:30に開始されたので、早々に済ませて、MTBでまずは王滝村の中心部にある王滝食堂に行き、昼食をとります。ここはイノブタ料理が名物で今回はイノブタの焼肉定食を食べます。イノブタなので身が締まっていて歯ごたえがあり、焼きたれが絶妙でした。昼食の後は時間があれば恒例の御岳神社にお参りに行きます。石段が400段以上ある厳かな雰囲気のある神社で、王滝を無事完走できるよう願掛けしました。

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

まだ夕方のコース説明会まで時間があるので王滝温泉を目指します。ここは王滝中心部から4.4kmヒルクライムしなければならず、最後2kmは未舗装の林道なので秘湯のたたずまいです。背景にはきれいに御嶽山が見えます。お湯は鉄分が抜いていないので鉄と硫黄のにおいがする、赤黄色の湯です。ちょうどここへいく林道が王滝のコースの雰囲気と似ているので練習している人がいました。

イメージ 7

イメージ 8

16:30からスポンサー企業のPR、王滝村観光協会の担当者の方の挨拶、今やすっかり名物の王滝村の瀬戸村長の乾杯の後、ささやかな参加者同士の懇親会とコース説明が行われます。今回、先月の大雨で例年のコースの一部が土砂崩れの為、コース変更があることが発表されました。吉と出るか、凶と出るか不安です。

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

コース説明が終わると旅館に戻る人、駐車場で車中泊する人皆一斉に解散します。王滝は過酷なレースなので遅い時間まで宴会等で騒いでいる人はなく、20時には駐車場も静寂に包まれます。私もすることがないので、明日の補給食、ドリンクの準備をして早々に寝袋に入りました。王滝村の夜は寒く朝方は5度しかありませんでした。レース当日はまずはスタートでできるだけ先頭に並べる競争からスタートします。4時半にしか並べられませんが、実際には3時過ぎにはスタート脇に自転車が並ぶはじめます。私も何とかかなり前の方を確保できました。最後尾ははるかグランドの先で今年は100kmも900名近くが走るので、スタート場所は重要です。
自転車を並べた後には王滝名物のトイレ行列です。皆考えることは同じなのでいつもスタート直前までトイレには行列ができています。並ぶタイミングを間違えるとスタートに遅れることになるので、常連は自転車を並べた後にトイレ行列にダッシュします。

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 17

残念ながらレース中の写真は何もありません。完走を目指すだけなら、写真ポイントも沢山で写真ネタに事欠きませんが、7時間切りを狙う私にはその余裕はなく、レースに専念します。最初の34km地点をどのくらいのタイムで通過するかで調子がわかりますが、今日は2時間半でパスできたので、この調子なら7時間切りが現実的になってきました。登りはコース変更後も相変わらず厳しいですが、今回は舗装された林道が何か所かあったのでコース変更は吉になりました。ブルベの連戦効果か最後までたれることなくペースを維持して6時間24分の自己記録更新です。これで今年の秋王滝は120kmにエントリーできます。今回機材も昨年購入したスペシャライズドの29インチフルサスペンションのエピックが王滝にベストマッチで特に下りで強さを発揮しました。晴れていても林道は要所要所で大きな水たまりがあり、ゴール後のMTBは写真の通り泥だらけです。

イメージ 15

今回は早くゴールしたので、会場でゆっくり昼食をとることができました。名古屋のBUCYOコーヒーが出店していてボリューム満点のパスタとカムカムソーダーでお腹と疲れを癒します。順位はわかりませんが、7時間切れたので大満足です。しかも今回もパンク、メカニカルトラブルはなく、落車もなく万々歳です。
15時に会場を後にし、下道で一路200km、浜北を目指します。浜北からだと、高速を使うメリットがないのでいつも国道257号と19号を使って往復します。大体4~5時間で到着します。今年は水量豊富で御嶽湖は青くきれいでした。

イメージ 16

イメージ 18
来週は6月2日に行われるAJ静岡の600kmを試走します。完走すれば4年連続SR達成です。週間予報だと今の所雨は降らなさそうなので、また楽しみながら完走したいと思います。