yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

2021RM424春輝1200km③

378.9km地点の通過チェック④を通過し、寒さ、睡魔とアップダウンに苦しみながら通過チェック⑤の大山まきばみるくの里まで後5km弱の所まできました。1日目の夜が明け明るくなってきました。Qシートでは「もう少しだけ登る」と注記されていましたが、この最後5km弱がとんでもない激坂区間でした。直登で常に勾配が10%以上あり、休むところがありません。この厳しい激坂のお陰で体が温まり、睡魔も消し飛びました。一定ペースのテンポでダンシングを織り込みながらなんとかパスし、有人チェック⑤大山まきばミルクの里に到着しました。前日夜22時からAJ岡山のスタッフの方は待機されていたようでした。私は25日(日)の早朝7時半前に到着しました。参考関門時間が9時10分なのでマージンは2時間を割り込んでいました。スタッフの方にブルベカードにチェックを入れてもらい、軽食を頂きました。25日(日)も天気は良く、大山がきっれいに見えました。

↓通過チェック⑤大山まきばみるくの里 430km地点

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↓寒い中、スタッフの方は前日夜から待機されていました。本当に感謝です。

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↓2年前の岡山1000kmでは見えなかったですが、今回は大山がきれいに見えました。

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程なく倉吉のホテルでしっかり休息したikarugaさんも到着しました。一緒に走りましょうと声を掛けられましたが、強行軍してきた私はマイペースでゆっくり走りたかったので先に出発してもらいます。この時点で強行軍はメリットがなかったことがはっきりして、少しがっかりしました。まきばみるくの里から米子市まではご褒美区間の下りです。スピードに注意して下ります。眼下に米子の弓ヶ浜海岸がきれいに見えます。

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戸倉峠、蒜山高原、大山と前半の難所を苦労しながらもパスしてほっと一安心です。下り切って日野川沿いを弓ヶ浜海岸に向けて走りますが、途中日当たりの良い、気持ちの良さそうな堤防の草地を見つけて、30分程仮眠しました。

↓米子の日野川の堤防で気持ちよく仮眠しました。

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仮眠し、睡魔はなくなり元気になりました。弓ヶ浜海岸沿いのサイクリングロードは良く整備された快走路で風景を楽しみながらのんびり境港を目指します。

弓ヶ浜海岸はきれいな砂地が弓上に広がる海岸でした。そのすぐ脇を走ります。

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 ↓きれいに整備されたサイクリングロードで疲れを忘れて気持ちよく走れました。

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 弓ヶ浜海岸のサイクリングロードを抜けるとゲゲの鬼太郎の水木しげるロードがある境港です。車では来たことがありますが、数年後にまさか自転車で来るとは思いませんでした。水木しげるロードに入り、とりあえず水木しげる記念館と通り沿いにある妖怪の彫像の写真を撮ります。コロナ禍のせいか観光客はかなり少ない印象でした。

↓境港水木しげるロード 観光客が少なく、思いのほかひっそりしていました。

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水木しげる記念館もひっそりしていました。

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↓通りのいたる所に妖怪の彫像があり、一つ一つゆっくり眺めれば1日十分潰せます。

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境港は10時少し前に通過しました。次はダイハツのCMで一時有名になった境港から中海にかかるべた踏み坂こと江島大橋を目指します。江島大橋は車道の幅が狭いので歩道を走ります。ただ自転車は降りて進むよう標識が出ていたので、私は片側フラットペダルでスニーカーでブルベを走るので大人しく自転車から降りて押し歩きします。1kmもなかったと思いますが、自転車を押し歩きするにはそこそこの距離があって時間を結構ロスしました。他の参加者はビンディングシューズなので、自転車から降りないでゆっくり走った人がほとんどだったようです。中には車を恐れない猛者は車道を強行突破したようです。江島大橋は中海側から橋の正面で望遠レンズを使って写真を撮ると、とんでもない勾配の坂のような写真がとれますが、普通に撮るとべた踏み坂とまではいえません。中海側に回って橋の正面から写真を撮るのは大変なので、脇から普通に写真を撮りました。

江島大橋は普通に写真を撮ると何の変哲もない橋です。歩道の押し歩きに苦労です。

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江島大橋の先のコンビニで遅い朝食休憩することにしました。イートインがあったのでしっかり補給し、休憩できました。ここで476.8km地点で、時間は10時半過ぎでした。この後中海の海上路のようなK338を通って島根半島に向かいます。

天気はいいですが、なんとなく吹く風が冷たい感じです。通過チェック⑥は島根半島のさくら公園で495.5km地点です。はじめて島根半島を走りましたが、アップダウンが連続する道で、走破に手こずりました。なんとかさくら公園に到着するとスタッフの方が抹茶と和菓子を振舞ってくれました。スタッフの方はどうも鳥取県サイクリング協会の方のようです。AJ岡山のスタッフの方だけでは運営できないので、多くの方がサポートしているようです。

↓通過チェック⑥さくら公園 495.5km地点 

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↓さくら公園では抹茶と和菓子でおもてなしを受けました。

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さくら公園には12時の到着でした。参考クローズ時間は13時34分なのでまだ1時間半程のマージンは確保しています。さくら公園を出発してからも島根半島のアップダウンは続きます。長い登りよりも意外にこきざみなアップダウンの連続の方が疲労します。島根半島を抜けしばらく南下すると松江です。ルートは松江城の周りを走ります。小泉八雲邸がある雰囲気のある城下町の街並みの写真を撮り、松江城天守閣の写真も撮ろうと思いましたが、外周道路からは天守閣は小さくしか撮れず残念でした。通常なら松江城のお堀を船でめぐる観光客の人で賑わいますが、松江もコロナの影響か観光客が少なく、お堀めぐりをしている船は見かけませんでした。

↓雰囲気のある松江城下の武家屋敷の通り

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↓お堀沿いの道路からだと国宝の松江城天守閣はこの程度でしか撮れません。

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松江城下を抜けると宍道湖沿いを走ります。Qシートに路肩狭く、交通量多いと注記がありましたが、その通りの道路状況でサイクリングには向かない区間でした。とりあえず車の邪魔にならないところで宍道湖の写真を撮ります。

宍道湖。雨は降っていないですが曇天です。宍道湖は快走路とはいきませんでした。

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途中車のプレッシャーに少しうんざりしてコンビニで小休止し、550.8km地点の通過チェック⑦十六島風車公園を目指します。宍道湖を離れると幾分、道は走り易くなりました。再び日本海側に出てしばらく走ると通過チェック⑦です。ここもAJ岡山らしいチェックポイントで公園手前の1kmに満たない区間が激坂でした。おまけに風車が設置されている場所なので風も強く、私は自転車から降りずに登り切りましたが、押し歩きした参加者も多かったようです。公園にはスタッフの方が1名待機していて、ブルベカードにチェックしてもらいました。15時過ぎの到着でマージンは2時間程です。

↓十六島の風車。公園は風車の真下で最後激坂クライムになりました。

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↓通過チェック⑦十六島風車公園 550.8km地点

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ここでとんでもない初歩的なミスをしてしまいました。RWGではこの風車公園でルート②が終了しているのに、ルート③に切り替えずに走り出してしまいました。おかげで無駄に6km強コースを戻ってしまい、往復12kmのオーバーランをやらかしてしまいました。時間にすると40分弱のロスなので大チョンボです。やってしまったことはしょうがないので気を落とさず、etrexのルートを③に切り替えて走り出します。次は出雲大社に向かいます。25日(日)は大山、境港、松江、出雲大社と観光地めぐりでした。出雲大社に向かうルートにはとんでもない激坂が仕込まれていました。K23で日御碕海岸に出る手前の区間で勾配が15%前後の激坂が数百mあり、何とかダンシングでパスしました。海に出るとみさきうみねこ海道を走ります。景色のよい海岸線の道路ですが、海岸線なのでお約束のアップダウンがあります。出雲大社まであと少しですが、なかなかすんなり到着させてくれません。しばらく走り稲佐の浜が見えてきてほっとしました。

出雲神話の史跡の一つ稲佐の浜出雲大社まではあと少しです。

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稲佐の浜を過ぎしばらく走ると出雲大社の脇に出ました。駐車場に自転車を止めて、大しめ縄のある神楽殿と本殿の写真を撮ります。

出雲大社/神楽殿  この建物写真を撮る人が多いですが本殿ではありません。

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出雲大社本殿

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出雲大社入口/鳥居

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出雲大社には17時頃の到着だったせいか、お店は閉店していて、観光客もほとんどいませんでした。この出雲大社から少し離れた場所に通過チェック⑧のローソン出雲大社町店があり、ほどなく到着しました。何とか明るいうちに到着できました。

↓通過チェック⑧ローソン出雲大社町店 574.9km地点

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ここでOさんと再会しました。コンビニ弁当でしっかり夕食を摂ります。最初のプランではこの近くに宿を予約していましたが、平均速度17km/hの想定だと14時半の到着予定だったので、710km地点の三次に宿を変更しました。結局蒜山高原での夜間の寒さ、睡魔による停滞、通過チェック⑦での12kmのミスコース等により3時間弱予定が遅れ、最初のプラン通りここで宿泊することが最善な状況で、自分の強気な読みを後悔しました。三次の宿まではまだ140km弱あります。順調にいって日付が変わる前に宿に入れるかどうかです。日が沈んでナイトライドになると風の冷たさが身に沁みます。特に斐伊川沿いの区間が寒く、一生懸命ペダリングしてもなかなか体が温まりません。止む無くジャージ、タイツの2枚重ね作戦でしのごうとしますがイマイチです。そうこうしているとOさんが一人の参加者と一緒にいいペースで走ってきます。乗らない手はないのでOさんトレインに乗って、いい強度で飛ばしたらようやく体が温まってきました。3人で談笑しながら、強度高めで飛ばします。おろちループまでの登りが果てしなく感じましたが、ループに入ると2km程走ってあっさりピークの道の駅に到着しました。通過チェック⑦にいたスタッフの方の話だとここにスタッフがいて何か温かい物を提供してくれるかもとの情報でしたが、道の駅には全く人影はありませんでした。到着したのは23時過ぎでした。幸い道の駅の休憩所は解放されていておまけに暖房が効いていました。Oさんともう一人の参加者の方はここで仮眠してから進むとのことでした。私はとにかく早く三次の宿に着きたかったので、少し休憩して、一人出発します。

↓道の駅奥出雲おろちループは暖房が効いていて天国でした。ここで653km地点。

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おろちループピークは標高720m強で、単純に地表よりも4℃気温が低い場所です。Edge530は恐ろしいことに2℃の表示でした。休憩したことで、体の発熱メリットがキャンセルされた状態で長い下りの始まりです。風が冷たく、しばらく下ると寒さに耐えられなくなってきました。ジャージ、タイツの重ね着、ウィンドブレーカーの装備では上半身はまだしも、下半身はタイツのみで防風ではないので寒さが直撃です。道の駅で観光案内のチラシをももに巻き付けましたが、あまり効果はありませんでした。本来、ここから三次までの約50km強は下り基調で一気に時間を稼げる区間ですが、私は寒さの為、大失速です。下りでは全力疾走もできず、体を冷やすばかりです。やむなく自転車を降りて、押しランニングして寒さが和らいだところで自転車に乗るを繰り返しました。この区間で後続の参加者に随分パスされました。低体温症にはならなかったのが幸いでした。三次のホテルに到着したのは真夜中3時でした。当初予定よりも5時間遅れての到着です。シャワーを浴びて、ライト、バッテリー、スマホの充電準備だけして早々に床に着きます。2時間全く意識なく深い眠りに着くことができました。5時過ぎに目が覚めると、想定以上に体にダメージを受けているいることを自覚しました。特に手の平が道路の振動からくるほぼ打撲の状態で酷く、STIレバーが通常の持ち方では痛みでしんどい感じでした。さらに不要なランニングをしたことで右の股関節が痛くなり、自転車に跨るのが痛みで一苦労になりました。五十肩が右肩だけでなく、左肩にも症状が少しでてきた感じです。首の寝違いも直っていません。体のあちこちが痛い状態で目は覚めましたがしばらく横になって休むことにしました。ここで戦略を変えて、完走目標を85時間前後ではなく、ぎりぎりの時間で目指すことに方針変更しました。

↓おろちループから三次のこのホテルまで寒さで大失速しました。ここで707km。

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ホテルのレストランで急遽、朝食を取ることにして、8時頃再スタートしました。次の宿の松山までは約200km程です。最悪でも12時間で到着できると見込みましたが、この3日目の26日(月)が体調不良による大バッドDayになりました。(④に続く)