yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

19BRM427岡山1000km中国山地 その2

327.9km地点の通過チェックのコンビニから益田市までのルートは以下のルートです。ちょうど区間の始めと終わりにまとまった登り区間があります。約260kmで獲得標高は3680mなので厳しい山岳区間です。

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通過チェックのコンビニから約10km程で最初の登り五輪峠です。そこをパスして次の三国山トンネルの最初の登りの難所を目指そうとしているとR183とK8の分岐の交差点にAJ岡山のスタッフの山口さんが待機されていて、当初のルートが一部通行止めの為、三国山トンネルには行けないのでそのままR183を進んで鍵掛峠を超えて欲しいとの指示がありました。早朝から我々参加者の為に待機いただき頭が下がります。当初ルートよりも峠が一つ少なくなったとのことでしたが、鍵掛峠は標高759mの激坂峠でパスするのに苦労しました。気持ち的にはあまり得した気分にはなれませんでした。

↓鍵掛(かっかけ)峠のピーク。10%以上の勾配が続いた厳しい峠でした。

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なんとか最初の登りの難所をパスして400km地点の庄原西城町のコンビニで休憩します。ここで飴とよもぎ大福、お菓子のひねり揚で補給します。時間的には28日の9時41分です。天気も回復したので、ここで合羽を脱ぎましたが、走り出して体を温めないと冷える気温です。

途中広島県三次市で久しぶりの市街地らしい区間になりました。Qシートだともし撤退するなら公共交通機関の便からしてこの440km地点が最初のチャンスということでした。もちろんこの時点では自転車のフレームに睡魔による集中切れで大きな傷はつけましたが、自身の体調はまったく問題ないので、撤退を考えることなくパスします。

約500km地点のPC3のコンビニには28日14時33分に到着しました。まだ目標時間に対して1時間40分のマージンがあります。関門時間に対しては5時間半のマージンで順調です。PC3はローソンポプラという静岡にはない形態のコンビニでした。ここでパスタ、野菜ジュース、漬物で昼食をしっかり取ります。

この後今日2番目の登りの難所です。標高が700m、800m超える登りです休憩しながら登っていると、広島からサイクリングにきていた2名の方に声を掛けられました。私の服装、装備を見て岡山1000kmの参加者ですかと質問されたので、そうですと答えるとかなり感激されました。ここまで500km以上走ってきたこと、あと70kmで益田の宿に到着できることを話すと、頑張って下さいと励まされました。ブルベは道中でいろいろな人に声を掛けられて、どこを走ってきてこれからどこに向かうのか話すと一様にびっくりされますが、その後、温かい励ましの言葉をもらうことが多いのでいい励みになります。この時の2名の方の励ましを受けて少し元気になりました。

さすがにいい加減登ってきたので、少し膝下あたりが痛くなってきたので、あまり重いギアでがしがしいく走りは控えて、軽めのギアで回転させて登るようにしました。今日宿到着前の大きな登りはすべてパスし、通過チェックの583.7km地点のコンビニに向かいます。すっかり日没の20時26分に到着しました。ここで目標時間に対しては1時間、関門時間に対しては5時間半のマージンです。ここで乳飲料カップヌードル、パンで夕食を済ませて残り10km弱の宿に向かいます。

益田市の宿には21時30分過ぎに到着しました。とりあえず風呂に入って22時過ぎには床に着きました。次のPC4はここから100km先です。3時半に起床し、朝食、準備を済ませて4時半に出発することにしました。5時間半の宿泊でしかないですが、仮眠と宿泊では睡魔の抜け方が全然違います。素泊まり6000円は割高かもしれませんが、ホテルは広い部屋で、自転車もホテル内に置かせてもらえたので、宿泊場所として大当たりでした。

明日は雨の中の走行が予想されるので完走に向けての正念場になりそうです。ここまではとにかく計画通り順調です。

その3に続く。