yamakeirnsのブログ

趣味のブルベを中心に気の向くままに書き留めていきます。

20BRM1024静岡600km県内(後編)

前編からの続きです。波勝崎の長い登りであいあい岬まで一緒に走ってきたY本さん、T中さん、O川さん、F井さん、M間さんと完全に離れてしまいました。時間に余裕がないので待つわかにもいかず、覚悟を決めて一人で走ります。途中押し歩きしている参加者に追いつきました。ひょっとして財布を忘れた人かもしれないと思い声を掛けましたが、違いますと言われたのでそのまま追い抜きましたが、実はこの人が財布を忘れた人で、私の呼びかけを聞き違えて違いますといってしまったようです。この後財布を預かっているY本さんと会うことができて、無事財布を受け取ったとのことでした。なんとか波勝崎の登りを走破し、松崎町まであと少しというところで、砂交じりの暴風の横風が襲ってきました。たまらず自転車から降りるとそのまま風に飛ばされそうになり、身の危険を感じました。反対車線ですが山側に沿ってかがみながら押し歩きし、暴風区間を乗り切りました。幸いしばらく進むと風が少し収まりました。それでも時折突風のような横風が吹くので、スピードを落として警戒しながらの走行です。何とか松崎町にたどりつき、長八美術館の先にあるファミリーマートで避難、休憩です。時間は22時過ぎで夕食から4時間程経過しているので小腹が空いたので、おにぎり2個、バナナ1本、ファミチキ、ヨーグルトとがっつり補給しました。しばらくするとF井さんがやってきたので、声をかけて一緒に休憩します。どうもF井さん以外のメンバーは暴風の中走り続けるのは危険と判断してDNFを決断したようです。F井さんは行けるとこまでは行くとの強い覚悟で走ってきたようです。

しばらくF井さんと一緒に走ります。結局暴風は土肥まで続きました。F井さんが土肥から先の登りは遅いので先行しますとのことで見送り、またソロライドで淡々と走ります。暴風がなくなったおかけでペースを戻すことができました。大瀬崎の最後の登りの途中でF井さんに追いつき、追い抜きました。深夜のR414は交通量が少なく助かりました。千本松原に入ってすぐのすき家に入り、牛丼の大盛りでしっかり補給しました。深夜3時半過ぎで次の関門の千頭駅までは100km程あります。7時間程時間があり、普段のサラ足なら安全マージンですが、徐々に睡魔が襲ってきている状態でさらに千頭駅手前に蛇塚の激坂が待ち構えているので油断すれば危うい感じです。

すき家を出ると鈴の音をさせて見覚えのある白いピナレロに乗った参加者がちょうど通り過ぎようとしていました。戦友の和さんです。思わず声をかけて会話をします。和さんはちょうど2時間程仮眠した後で、私と同じようにあまり余裕がないことに少し焦りを感じながらとにかく飛ばせるだけ飛ばして走るとのことでした。和さんの力強い走りを見送って、私も再スタートします。興津を過ぎた辺りでどうにも睡魔をやり過ごせなくなり、人気のない公民館の軒先で20分程度仮眠します。多少睡魔が解消できたので、私も飛ばせるだけ飛ばして走ります。途中清水の自販機でモンスターエナジーを飲んで気合を入れます。幸いいちご海岸通りR150は緩い追い風でそこそこのペースで駆け抜けることができました。仮眠したものの沼津から失った時間をかなり挽回することができ、蛇塚の登りが始まる手前のきよさわ里の駅に8時頃到着できました。蛇塚を1時間半かけて登り、10km一気に下れば千頭駅です。千頭駅に10時前後に到着する目途が立ってきました。

↓蛇塚の登坂を前にここで朴葉もちと缶コーヒで補給しました。

f:id:yamakeirns:20201115204852j:plain

和さんもほどなく到着し、和さんはトイレ休憩だけで蛇塚の登坂に向かいます。私はここで軽く補給し、登坂します。休んでいる間に一人の参加者に追い抜かれました。2年前に走って蛇塚の大変さは知っているので、とにかく心拍数を上げないように注意し、シッティングとダンシングをほどよく組み合わせながら脚を使い切らないよう留意し慎重に登ります。途中先行した参加者の方を追い抜き、足つきなく蛇塚の激坂を走破できました。

↓蛇塚のピークは2km程手前にある展望所ではなく、この何の特徴もない場所です。

f:id:yamakeirns:20201115205419j:plain

今回の最難所、蛇塚を走破し、気持ちがかなり楽になりました。千頭駅まで一気に下ります。9時40分頃に無事千頭駅に到着しました。和さんも少し前に到着したばかりのようです。とりあえず駅名と時計の写真を撮り、トイレに行って少しのんびりします。ちょうど露店でキーマカレーを販売していて、美味しそうだったのでこの先のコンビニで補給する予定を変更してここでカレーを食べることにしました。

↓PC2千頭駅 433.1km 関門が10時52分で1時間程マージンを確保できました。

f:id:yamakeirns:20201115210114j:plain

千頭駅前は露店が出て賑わっていました。

f:id:yamakeirns:20201115210311j:plain

↓露店でキーマカレーを購入。美味しく頂きました。

f:id:yamakeirns:20201115210242j:plain

千頭駅を出てしばらく走り、R362が再び山間部に入ると最後の大きな登りの下長尾~原山の登りが始まります。長い登りですが蛇塚ほどの激坂ではなく普通の坂なので、淡々と登ります。途中で勢いよく和さんに抜かれました。登りはそれなりに走破できましたが、下りが睡魔との戦いで、時折立ち止まって体操をして眠気をとばしながらゆっくり下りました。

↓R362/K263のピーク 原山 ここから先の春野までの下りが睡魔で大変でした。

f:id:yamakeirns:20201115210841j:plain

春野に出るとホームグランドで週末よくサイクリングする土地勘のあるエリアです。峯小屋トンネルの登りもクリアし、道の駅でトイレとジュース休憩をして、523.1km地点のPC3ファミリーマート竜洋豊岡店を目指します。15時12分に到着しました。和さんが先着していてほどなく出発する所でした。ここでラーメンとおにぎり1個、シュークリーム、ピルクルでしっかり補給します。

↓PC3ファミリーマート竜洋豊岡店 残り80km程です。

f:id:yamakeirns:20201115213545j:plain

ここから先は交通量の多いR150を走ります。正直私が嫌いな区間です。幸いゆるい追い風ですが、断続的に襲う睡魔のせいで、たびたび休憩を強いられます。33kmのR150の単調なライドにはうんざりしましたが、たびたび休憩した割にはそこそこのペースで走れたので最後のPC4セブンイレブン御前崎港店には17時30分に到着しました。ここではプリンとコーラで軽く補給して出発します。

↓最後のPC4セブンイレブン御前崎港店 日没後の到着となりました。

f:id:yamakeirns:20201115213707j:plain

引き続き緩い追い風が背中を押してくれます。ほどなく大井川に到着し、マラソンコースのリバティーを12km程走ります。リバティーは川上に向かって走ると緩い登りで、平坦なように見えても思いのほかペースが乗りません。ただこの日は風の影響はなく、助かりました。リバティーの単調さにうんざりしながらなんとか走破すると残りは2km弱です。ゴールの島田駅南口には19時40分に到着しました。いろいろありましたが37時間40分でゴールしました。

島田駅南口に19時40分に到着。西伊豆で追い込まれましたが、完走できました。

f:id:yamakeirns:20201115213846j:plain

後日AJ静岡にアップされたリザルトを見ると、24日に出走した人が多いせいか皆伊豆の暴風にやられて34名出走、14名完走の完走率50%以下のサバイバルブルベでした。和さんは私の20分前にゴールしていました。F井さんは千頭駅で時間切れとなりそこでDNFしたとのことでした。完走者を見るとやはり猛者ばかりでした。

今回の600kmはコースが厳しいことは事前に分かっていたのに、気心知れた戦友と前半休憩で時間を取りすぎたことが、伊豆の暴風であやうく致命傷になりかけたので、少し反省です。それでもあいあい岬までは本当に楽しいブルベでした。

ぎりぎりでしたが、この600kmを完走したことで2020年度も無事SRを達成でき6年連続SRとなりました。今年は10月31日にAR中部の300kmを走り終了です。AR中部の300kmについては、また近日でブログにアップします。

20BRM1024静岡600km県内(前編)

10月24日(土)に今年唯一の600kmブルベになる1024静岡600km県内を走りました。N2BRM方式での開催の為、当日スタッフの運営はない為、久しぶりに静岡のブルベを一参加者として走りました。
スタート地点は川越広場駐車場ではなく、3km弱程離れたJR島田駅北口です。6時スタートでしたが、5時40分過ぎに島田駅北口に到着しました。スタッフのY本さんが待機していました。徐々に参加者が集まってきます。600kmになると経験者の参加が多いので顔馴染みばかりです。久しぶりに再会する人が多く、会話が弾みます。とりあえず時計と臨済宗開祖でお茶を普及させたことで茶祖とも呼ばれている栄西禅師の銅像を入れた写真を撮ることがスタートの証拠になるので写真を撮ります。

f:id:yamakeirns:20201114223251j:plain

コースは2018年に開催された県内600kmとほぼ同じコースです。島田→焼津→富士宮→三島→下田→西伊豆川根→竜洋→御前崎→島田と走ります。前半富士の十里木高原(▲892m)、中伊豆の天城峠(▲660m)、西伊豆のアップダウンと十分に足を削られてから、400km近く走ったところでR362の激坂の蛇塚(▲917m)、原山(▲549m)と続く過酷なコースです。

f:id:yamakeirns:20201114224140p:plain

ほぼ定刻の6時となりスタートを切ります。今回は厳しい登りが多いので、躊躇なく軽量カーボンディスクロードのRoubaixを相棒に選びました。来年4月のフレッシュで走しるY本さん、T中さん、F井さん、そして戦友のM間さんとS藤さんの6人で走り出します。O川さんもフレッシュメンバーですが、6時に間に合わなかったので、途中追いつくことを信じて走り出します。追い風に助けられ快調でしたが、大崩れを下ったところで、突然ゲリラ豪雨に遭いました。たまらず軒先に避難します。想定外の豪雨でスマホで雨雲レーダーを見るとなぜか大崩れの周辺だけ雨雲があり、ほかは全くありません。雨が止んだところで再スタートします。静岡ブルベではお馴染みのルートなので迷うことなく快調に走ります。途中先行してスタートしていたKさんに追いつきエールを送ります。事前にY本さんが休憩場所のコンビニを調べてくれていたので、清水のコンビニで休憩します。

↓最初の休憩/ローソン清水横砂店 ついおしゃべりが過ぎて長居してしまいました。

f:id:yamakeirns:20201114225538j:plain

最初のPCは72.1km地点の芝富小学校でここも写真チェックです。小学校の看板と時計の写真を撮ります。関門時間10:48に対して9:20到着と1時間20分程のマージンで順調です。

f:id:yamakeirns:20201114230108j:plain

 写真を撮っているとO川さんが追いついてきました。これでフレッシュメンバーが全員揃いました。私を先頭に快調なペースで走ります。ここから少し走るとR469の十里木高原への長い登りが始まります。登りの途中には何もないので、登りのスタート地点にあるコンビニで2回目の休憩を取ります。

ファミリーマート富士宮山宮店で2回目の休憩

f:id:yamakeirns:20201114230712j:plain

 長い登りに備えておにぎり2個とコーラでしっかり補給します。9月の400kmの試走の際には十里木高原への長い登りは灼熱地獄で苦しめられましたが、10月下旬のこの日の気温はちょうどいい感じです。F井さんがしっかりついてきて抜きそうな勢いがあったので、抜かれない様にそこそこのペースで走り、無事十里木高原の登りを走破しました。

↓十里木高原の手前の富士山こどもの国。富士山はこの日も見えませんでした。

f:id:yamakeirns:20201114231258j:plain

↓十里木高原ピーク 標高は900m程あり、少しひんやりしています。

f:id:yamakeirns:20201114231324j:plain

私とF井さんだけ少し飛ばし過ぎ、他のメンバーは無理することなくマイペースでピークに到着します。ピークの自販機で小休止し、裾野市に一気に下ります。裾野市を過ぎ、三島市に入ると交通量が一気に増えて、渋滞する車の脇を時には歩道に逃げながら走ります。少し交通量が落ち着いたところで3回目のコンビニ休憩をします。ちょうど13時過ぎだったので、このコンビニで昼食をとります。

↓昼食休憩したセブンイレブン三島松本南店 

f:id:yamakeirns:20201114232005j:plain

三島を過ぎ、伊豆に入ります。伊豆は今年サイクルボールいずいちで2回、9月の静岡400試走と走り、今回の600kmで4回目のライドです。伊豆最初の難関は天城峠です。観光道路で交通量がそこそこあるR414の登りです。今回は明るい時間での走破で助かりました。淡々と登り、途中道の駅に立ち寄って小休止します。道の駅からしばらく走ると天城トンネルの入り口に到着し、天城峠の登りは終了です。

↓道の駅天城越え 夕方で日が当たらず、少し肌寒い感じでした。

f:id:yamakeirns:20201114233135j:plain

↓天城トンネル 天城峠は▲800m以上ありますが、トンネル入り口は▲660m。

f:id:yamakeirns:20201114234106j:plain

天城トンネルを過ぎると河津まで一気に下ります。私が好きな区間です。特に河津ループ橋がお気に入りです。河津まで下り切り、R135に入ると下田までは小刻みなアップダウンと車のプッレシャーを受ける苦行区間です。気を紛らわすため、左手の伊豆の海岸線の奇観を見ながら淡々と走ります。下田の道の駅開国下田みなとに17時過ぎに到着しました。折角伊豆に来たのでこの道の駅で夕食にします。

↓道の駅開国下田みなとにある魚どんやで夕食。

f:id:yamakeirns:20201114235301j:plain

↓金目鯛、地魚のお寿司とカニ汁を美味しく頂きました。

f:id:yamakeirns:20201114235331j:plain

17時30分開店で少し待ちましたが、待った甲斐があって伊豆らしい美味しいお寿司を頂きました。1時間程滞在し、しっかり休憩もできました。ここからはナイトライドです。下田を出発し、石廊崎に向かいます。218.8km地点にあるあいあい岬が通過チェックポイントです。あいあい岬まであと少しとういう所で海から強烈な風が吹きつけてきます。自転車に乗っていることが危険な程の暴風です。なんとかあいあい岬に到着し、風が避けられる場所を探して自転車を立てかけてとりあえず、あいあい岬の看板の写真を撮ります。F井さんの自転車が暴風で飛ばされて転倒しました。夕食で時間をかなり使ってしまい、あいあい岬には1時間未満のマージンでした。この暴風状態が長く続くようだと時間的に完走が厳しくなる状況になってきました。

218.8km地点の通過チェックポイント あいあい岬 ここから暴風との闘い開始です。

f:id:yamakeirns:20201115000648j:plain

Y本さんが他の参加者と忘れたと思われる財布の入った荷物を発見しました。暴風吹き荒れるあいあい岬ではどうしようもないので、とりあえず少し進んだ先にトンネルがあるので、そこまで自転車を降りて暴風を回避しながら非難します。トンネルも暴風が吹抜け安心はできず、長居はできそうにないので、止む無く暴風に警戒しながら慎重に進みます。ようやく山陰に入り風が収まった所で、AJ静岡代表のK平さんに参加者が財布を忘れていることをTELしますが、あいにくつながらず、とりあえずLINEを入れて、K平さん経由で参加者に連絡してもらうように伝えます。この後波勝崎の登りで一緒に走ってきた集団が完全にばらばらになりました。ここからほぼボッチ走になりました。

~後編に続く~

20BRM1017名古屋400km三保

10月17日(土)にRC名古屋主催のBRM1017名古屋400km三保を走ってきました。9月からブルベが再開されて私にとって3回目のブルベになります。今回も運営はN2BRM方式です。RC名古屋では事前にブルベカードが自宅に郵送され、当日会場でスタート前にスタッフの方に誓約書を提出し、完走後にブルベカードを郵送する封筒をもらってスタートです。ブルベカードへの記載は全て参加者が行います。さらにスタート時間が10分刻みで名前のアルファベット順に細かく7グループに分けられていました。私は最終グループの7時スタートです。

浜松から豊田の柳川瀬公園は約70kmで高速を使って車で1時間程度かかります。4時に起床し、軽く朝食を済ませ、準備を終えて自宅を5時に出発します。6時には現地に到着しました。この日は小雨模様で天気予報だと雨が止むのは22時頃です。ほぼ雨の中走ることになるのでエントリー77名に対して出走したのは32名で半分以下でした。顔なじみの人と会話を交わし、スタート時間の7時になるのを待ちます。雨だけでなく気温も低く、走り出さないと体が冷え切ってしまう感じです。7時少し前にスタートし、体を温めるために勢いよく走り出します。RC名古屋のブルベも過去何回も走っているので、最近は土地勘が少しついてきました。 

↓柳川瀬運動公園 スタートから小雨模様。久しぶりに合羽を着てのスタート。

f:id:yamakeirns:20201103214303j:plain

今回のコースは豊田(岡崎)~豊川~三ヶ日~春野~川根~静岡~清水(三保)~焼津~御前崎~湖西~豊橋~本宿~豊田と走ります。距離401.9km、獲得標高3200mです。R362の下長尾、蛇塚の2つの登りが難所になります。

f:id:yamakeirns:20201103214834p:plain

いつものように信号交差点が多く、車の交通量が多い岡崎市街の通りは慎重に走ります。市街を抜けて東名高速の側道に入ると、車の交通量は少なくなり、走り易くなります。ただ高速の側道なので適度なアップダウンがあります。豊川市内に入ると昨年AD近畿の上越400kmで一緒にゴールしたMさんに追いつきました。少し談笑して先を急ぎます。R362の本坂トンネルの登りの途中でKさんにも追いつきエールを交換します。

三ヶ日に入るといつもの見慣れた風景です。今回のルートでは自宅から5kmも離れていない所を通るので、わざわざ朝早く起きて、豊田に行き、自転車で戻ってくるのは不思議な気持ちです。PC1は86.3km地点のローソン天竜山東店です。10時45分に到着し、早速2時間マージンを稼げました。軽く補給し先を急ぎます。PC1で戦友のTさんに追いつき、しばらく一緒に走りましたが、あまりが調子が良くなさそうで下長尾の登りに入る前に離れてしまいました。下長尾の登りに入ろうかとするところで、今年2月の200kmで一緒に走ったOさんに追いつきました。下長尾の登りをOさんと一緒に走ります。下長尾の登りは10km弱で標高647mのピークを目指します。Oさんが長い登りにぼやきながら苦戦しているのを尻目に淡々と一定ペースで登ります。雨が降っているので当然路面は濡れていて、山間部の道路は至るところに濡れ落ち葉があっていつも以上に走行には注意が必要です。下長尾の登りを登り切って、下りしばらく走ると146.3km地点の通過チェックのミニストップ中川根町店に14時少し前に到着しました。時間の関門はないですが、ここでさらにマージンを3時間弱まで広げることができました。この後、再難所の蛇塚の登りが控えているのでしっかり補給します。

再スタートしてしばらくすると、何人かの参加者がルートに迷っていました。私は土地勘があるので、こっちですよと声をかけて先を急ぐます。坂が始まる前にクライマーのMさんに追いつきました。コンビニを先に再スタートしたOさんにも再び追いつき、一緒に蛇塚への登りの入り口に向かいます。登り口に着くと、坂好きのMさんは軽快に登って行きました。私は2年前に静岡側から蛇塚を登り、その難所振りを知っているので、一定ペースで登ります。蛇塚は約10kmで標高900mを目指します。登り始めて川根側からの登りも相当手強いことを実感しました。途中でOさんは脱落し、単独走で登り続けます。なんとかピークにたどりつくと、次は静岡市側のヘアピン狭路の激坂下りです。下りきるまでブレーキレバーを握りっぱなしで、いつでも止れるスピードで下ります。一応国道なので意外に交通量があるので、対向車に警戒しながら下ります。なんとか無事に下りましたが、これ以降フロントのディスクブレーキから常に何かをこすっているような音がするようになりました。

静岡市街に入ると交通量の多い区間となり、ペースがあがらず参りました。R150のいちご海岸通りは少し向かい風でしたが、淡々と走って折返し地点の206.5km地点のPC2セブンイレブン清水三保店に17時42分に到着しました。マージンは3時間強になりました。ここで和さんに追いつきました。和さんはPC2近くの目星をつけてきた食堂で夕食を取るとのことでした。私は時間節約でコンビニめしで夕食を取ります。

土砂降りではないですが雨はなかなか止みません。サイコンの気温表示も常に12度前後で動いていないと肌寒い感じです。復路のR150のいちご海岸通りは弱い追い風でした。焼津の大崩れ海岸もパスしたあたりで、一人の参加者に後ろから声を掛けられました。今回初400kmを走っているという、三重からきたMさんです。愛車はブルベにわ似つかわしくないS社のVENGEでした。大崩れ海岸から御前崎までの区間は単調な区間ですが、Mさんと談笑しながら走り、それほど苦痛に感じることなく269.2km地点のPC3セブンイレブン御前崎港に20時54分に到着し、マージンは4時間になりました。この時点でも雨は止まず、合羽が脱げません。再スタートしてしばらくしてMさんが先行し、以降再会できませんでした。

一人になると、中合羽のうっとおしさにうんざりして、雨が少し止んだ瞬間に脱いで、また雨が降ってきて着直したり、自販機でドリンク補給したりして小さなロスが重なります。そうこうしている間にKさんに追い抜かれました。Kさんも初400kmです。しばらく走って追いついて会話すると、先ほど別れたMさんは元気でしたが、Kさんはかなり疲れてきているようで、睡魔も襲ってきているとのことでした。潮見坂をパスしてR42に入ってしばらく走ると347.8km地点のPC4ファミリーマート豊橋細谷町店に1時39分に到着しました。マージンは5時間弱となりました。PC4が最後のPCで何かトラブルがないかぎり完走は確実になりました。

PC4を再スタートしてから豊橋市内のまでの区間が睡魔区間になりました。走れなくなる程ではないですが、ペースがかなり落ちました。途中でKさんと別れてボッチ走で走ります。往路走った同じルートを逆に走り、岡崎市内に入ると和さんが追い付いてきました。心強い戦友の登場です。力強く走る和さんの後を追い、ゴールのミニストップ枡塚店には5時15分に到着しました。22時間15分で完走です。ここでブルベカードを記入し、PCのレシートを付けて、スタート時にもらった封筒を使って、コンビニにある郵便ポストに投函して終了しました。小腹が減ったのでPCで腹ごしらえしながら和さんと談笑していると、先着ゴールしたVENGEのMさんが着替えて、車に乗ってゴールにきました。私より1時間早いゴールでした。ほどなく途中で別れたKさんも到着しました。しばらくお互いの健闘を称えてブルベ談議に花が咲きました。

↓ゴール地点/ミニストップ桝塚店 今回は雨で写真は殆ど撮りませんでした。

f:id:yamakeirns:20201103215207j:plain

RC名古屋のHPで後日アップされたリザルトを見ると当日走った参加者の中では4番着でした。そこそこのペースで走っていたので、追いつく人の少なさに少し疑問に思っていましたが、合点がいきました。 

雨と気温の低さにゴールまで苦しめられた400kmブルベでした翌日異音がしていたフロントのディスクブレーキを確認すると、なんとパッドが限界を超えて摩耗していて、いつ走行不能になってもおかしくない状況でした。リアのパッドも要交換の状態でした。シマノのディスクブレーキは自分で簡単にパッドの交換ができることをネットで調べて今回はじめて知り、自分の整備力のなさに大反省です。1000kmブルベで要交換の状態だったのが今回の雨の400kmの激坂下りで一気に限界を超えたようです。10月で今年度のブルベは終了するので、終了したら、前後のディスクローターも交換するつもりです。 

↓上段がフロントのパッド。右のパッドが完全になくなりバネも摩耗し危険な状態。

f:id:yamakeirns:20201103215432j:plain

来週はBRM1024静岡600kmを走り、月末はBRM1031中部300kmを走ります。来週の600km完走でSR達成となるので、確実な完走を目指したいと思います。 

サイクルボール/ビワイチ(琵琶湖一周)

10月11日(日)にサイクルボール/ビワイチを走ってきました。10月17日(土)にBRM1017名古屋400km、10月24日(土)にBRM1024静岡600km、10月31日(土)にBRM1031中部300kmとブルベを毎週のように走るので、10月中にサイクルボールを制覇しようとすると11日にビワイチ、12日にアワイチと走るしかなく、先週のカスイチ、フクイチに続いての遠征です。今回もFさんと2人で遠征します。浜松から琵琶湖までは約220kmで車で高速を使って3時間程かかります。東名の浜名湖SAで5時に待ち合わせて、私の車にFさんの自転車も積んで向かいます。伊勢湾岸道から新名神への乗り継ぎが四日市JCTでつながったので非常にスムーズに琵琶湖まで進む8時前にスタート地点の近くにあるショッピングモールピエリ守山に到着できました。邪魔にならないように隅の方に車を停めて、準備してスタート地点に向かいます。スタート地点はピエリ守山からは2km程離れています。

ビワイチのコースは距離146.7km、総獲得標高465mです。北の賤ケ岳周辺で若干登りがあるだけで平坦基調のコースです。

琵琶湖大橋以北を一周するコースです。CPはサイクルボール中最小の4か所です。

f:id:yamakeirns:20201029152142p:plain

スタート地点はサイクリストの聖地の碑です。琵琶湖サイクリングの定番写真スポットだと思います。思っていたよりも小さな銅像でした。同じようにサイクルボールのコースを走ろうとするサイクリストを何人か見かけました。いつものようにアプリを起動させスタートボタンを押してスタートします。

↓今回の相棒は普段はローラー台車のDomaneAL3です。

f:id:yamakeirns:20201029152625j:plain

前日台風14号が抜けて、この日は天気に恵まれました。走り出しではほぼ無風で左手に琵琶湖を見ながら快走します。道中反射ベストを着た3~5名のグループと何グループかすれ違いました。AD近畿主催のフレッシュ守山に参加している人たちのようです。後で知りましたが、ゴール地点は私たちが駐車したピエリ守山でどうも知り合いの人とニアミスしていたようです。琵琶湖周辺は戦国時代の史跡が多くて戦国ファンの私にとっては史跡毎に思いをめぐらせられる場所です。途中安土城跡が安土山、観音山を右手に遠望できました。

CP1は46.0km地点の道の駅近江母の郷です。フレッシュ参加者と思われる人がここにもいたので声をかけると、富山から昨日スタートして走ってきたとのことで、途中雨に降られて大変だったようです。フレッシュはブルベと違い3名以上のグループで走るので足が揃ったメンバーで走れば、通常のブルベよりも心強いと思います。Fさんが小腹が空いたとのことで、道の駅の露店でドーナッツを買って軽く補給しました。

 ↓CP1/46.0km地点 道の駅近江母の郷

f:id:yamakeirns:20201029153820j:plain

 次のCP2は77.2km地点の道の駅です。平坦基調の道を琵琶湖沿いにとにかく北上します。先週はしった霞ヶ浦と似ていますが、琵琶湖は水質がきいれいなので走っていても琵琶湖の方から匂いはなく、爽やかな感じです。Fさんの悪い癖で全然面識のないサイクリストでいいペースで追い抜かれると付いていき、つきいちでしばらく走り続けます。私は先週のカスイチの練習会のようなサイクリングは嫌なので、マイペースのブルベペースで走り、見送ります。ほどなく走ると長浜の長浜城模擬天守が見えてきました。時間があれば長浜公園内にある豊臣秀吉の像を写真に収めたかったですが、長浜城の写真だけ撮って先を急ぎます。

長浜城公園。ここをスタート地点にして琵琶一するサイクリストも多いです。

f:id:yamakeirns:20201029154645j:plain

 しばらく走ると今度は賤ケ岳古戦場の近くを登りました。この周辺がちょっとした登りです。昔バイクで立ち寄りリフトで賤ケ岳の山頂に登り、山頂から古戦場を眺めたことが思い出されます。豪将の佐久間盛政の突出、秀吉の美濃の大返し、前田利家の裏崩れにより織田家で最強と言われた柴田勝家が破れた戦いです。往時に思いを馳せながら走ります。ちょうど琵琶湖の北端のこのあたりは強い風が吹いていて向かい風でした。ほどなくしてCP2の道の駅塩津街道あずかまの里に到着しました。ここで77.2km地点でちょうど半分あたりの距離です。道の駅は多くの観光客で賑わっていました。駐輪した場所の近くにパン屋さんがあったので、パンを買って軽い昼食にします。

↓CP2/77.2km地点 道の駅塩津海道あじかまの里

f:id:yamakeirns:20201029160218j:plain

f:id:yamakeirns:20201029160326j:plain

 残りはあと70kmです道の駅を出発すぐ、登りがありますが、この登りをパスするとゴールまで殆ど登りはありません。途中琵琶湖がきれいに見える場所で止まって1枚だけ写真を撮りました。

f:id:yamakeirns:20201029160926j:plain

f:id:yamakeirns:20201029160954j:plain

琵琶湖はとにかく平坦です。時間を気にせずに景色を楽しみながらのんびり走ったら最高のコースです。私たちは今日ビワイチしたら、淡路島に移動し、明日アワイチを走るのであまりのんびりできず残念です。

CP3は108.3km地点のステージクス高島という最近はやりのグランピング施設です。到着してみると入口にはロープが張られ営業していないようです。どうもシーズン終了のようでスタッフの方が随所で片づけをしていました。アプリのチェックインだけ済ませて先を急ぎます。

↓CP3/108.3km地点 ステージクス高島 グランピング施設のようです。

f:id:yamakeirns:20201029161554j:plain

Fさんが脚質にあった平坦基調のコースなのでどうも速く走りたいらしく、ここから先は先行してもらうことにしました。私はマイペース走堅持です。途中琵琶湖の宮島の鳥居と言われる白髭神社で立ち止まって定番の湖上の鳥居の写真を撮りました。

f:id:yamakeirns:20201029162053j:plain

f:id:yamakeirns:20201029162127j:plain

最後のCP4の琵琶湖大橋展望台まではあと僅かです。しばらく淡々と走っていると前方に橋が見えてきました。橋の真ん中あたりの展望スペースが最後のCPです。Fさんが先着して待っていると思いましたが、なぜか姿が見えません。とりあえずアプリのチェックインを済ませ、3km先のゴール地点を目指します。

↓CP4/144.3km地点 琵琶湖大橋展望台 終日天気に恵まれました。

f:id:yamakeirns:20201029162547j:plain

ゴール周辺はスタート時と違って車の交通量が増えていました。渋滞気味の道を車に注意してパスして、ゴール地点のジャイアント琵琶湖守山店に到着しました。お店のスタッフの方にアプリのフィニッシュ画面を提示して完走カードをGETしました。15分程経過してFさんも無事到着しました。どうも琵琶湖大橋近くの道の駅の中に展望台があると思い込んでいたようで、道の駅内を探し回っていたようです。なにはともあれ2人揃って完走できました。

↓ゴール地点/ジャイアントストアびわ湖守山店。 ホテルの1Fにある店舗です。

f:id:yamakeirns:20201029163510j:plain

↓ビワイチも走行平均は26.5km/hと快調なペースで完走できました。

f:id:yamakeirns:20201029163429j:plain

ビワイチもいいペースで走ったので予定よりも早くゴールでき、淡路島に向けて140kmの道程を大きな渋滞に巻き込まれることなく移動することができました。サイクルボールもこれで残すは淡路島一周アワイチのみになりました。淡路島は自転車では初めて走るのでどんな所か楽しみです。

サイクルボール/ふくいち(磐梯吾妻スカイライン)

10月4日(日)、遠征2日目です。2日目は福いちを走ります。走行距離110km、総獲得標高2200mのコースです。前日霞いちをハイペースで走った影響を心配しましたが、幸い疲労感はなく、体調は万全です。朝食付きの宿だったので、ご飯を3杯食べてしっかりカロリーを蓄積します。

↓奥飯坂の穴原温泉いずみやに2連泊しました。温泉にしっかり癒されました。

f:id:yamakeirns:20201023145706j:plain

↓朝食付きの宿泊プランだったので宿でのんびり、しっかり朝食です。

f:id:yamakeirns:20201023145832j:plain

宿から飯坂温泉観光協会までは2km強でしたが、Fさんの強い希望で自走せずに車で向かいます。Sさんの話では観光協会近くに無料駐車場はないとのことでしたが、サイクルボールのHPに案内されていた観光協会から少し離れた場所にある観光会館パルセいいさかの第5駐車場に無料で駐車できました。私たち以外に何台か県外ナンバーの車が止まっていました。自転車を車から降ろし、スタート地点の飯坂温泉観光協会に向かいます。9時頃でしたが観光協会はまだオープンしていません。アプリでスタートボタンを押してスタートします。

↓スタート・ゴール地点の飯坂温泉観光協会

f:id:yamakeirns:20201023150236j:plain

福いちといっても、海側は走らずに、吾妻・安達太良連峰周辺を走るコースです。ハイライトは磐梯吾妻スカイラインを走り、標高1600mの磐梯山の浄土平までのロングヒルクライム区間です。

磐梯吾妻スカイラインに入り、高湯温泉までの8km弱の激坂区間が最大の難所です。

f:id:yamakeirns:20201023151004p:plain

スタートしてしばらく走ると、コースは登り基調になります。最初のCPは9.1km地点の福島スカイパークです。別名飯坂飛行場と呼ばれています。昨日の反省で今日は心拍数を160以上に上げる走りはしないことを意識して走ります。Sさんの話ではスカイパークまでの登りは大したことないとのことでしたが、この後登場する高湯温泉までの登りに比べて大したことはないという感じの坂でした。浄土平までの長い登りの前にいいウォーミングアップになりました。スカイパークでアプリの通過チェックを済ませると、ルートは一瞬下り基調になります。

↓CP1/9.1km地点 ふくしまスカイパーク

f:id:yamakeirns:20201023151355j:plain

恒例のようにFさんがスピードアップして快調に下っていきます。私はいつものように見送り、マイペースを維持します。下り切り、磐梯吾妻スカイラインに入ると本格的な登りの始まりです。Sさんがとにかく高湯温泉までの登りが厳しいので要注意といっていましたが、ほどなく10%前後の勾配が続く激坂区間となりました。激坂区間に入り、スローダウンしたFさんに追いつき、追い抜きました。ダンシングとシッティングを交互に繰り返しながら、一定ペースで登ります。途中一人のサイクリストにあっさりパスされました。力強い安定したシッティングでスムーズに登っていきます。とてもついていける相手ではないのであっさり見送ります。8km弱激坂と格闘し、25.9km地点のCP2の高湯温泉に到着しました。雰囲気のある日帰り温泉施設で一風呂浴びたいところですが、自販機でコーラ補給だけして、浄土平への残り15kmの登りに挑みます。

↓CP2/高湯温泉 ここまでの8km弱の坂は10%前後の勾配が続く難所区間でした。

f:id:yamakeirns:20201023152031j:plain

↓時間があればここでのんびり温泉につかりたかったです。

f:id:yamakeirns:20201023152332j:plain

高湯温泉から先は勾配が少し緩み7~8%程度になりました。淡々と登っていると、突然目の前が開け、会津磐梯山雄大な景色が目の前に広がりました。所々で火山ガスが出ていて、硫黄の匂いがします。活動が盛んな箇所には火山ガス注意の看板がありました。ツールドフランスの山岳コースのような景色で、これから向かう先まで見通せるので、まだあそこまで登らなければいけないかと思いますが、それよりも絶景のおかげで、景色を楽しみながらロングヒルクライムを満喫できました。

↓高湯温泉から先は勾配が7~8%前後になり、景色を楽しむ余裕ができました。

f:id:yamakeirns:20201023152539j:plain

↓頂上付近は一気に視界が広がり、絶景です。火山ガスにより樹木が生えていません。

f:id:yamakeirns:20201023152631j:plain

浄土平に到着すると多くの観光客で賑わっていました。浄土平がCP3です。電波が弱いので、アプリがフリーズしやすいと注意喚起されていましたが、私は問題なくチェックインできました。食堂で昼食にしたかったのですが、食券販売機に行列ができているので、断念し、出店で山菜おこわと和菓子を購入して、食堂の外でのんびり昼食にしました。20分程遅れてFさんが到着しました。

↓CP3浄土平(40.7km地点) 磐梯山からは噴煙が上がっていました。

f:id:yamakeirns:20201023153254j:plain

↓浄土平の売店・食堂は観光客で混雑していました。

f:id:yamakeirns:20201023153218j:plain

↓食堂が混雑していたので、止む無く赤飯、山菜おこわを購入して昼食。

f:id:yamakeirns:20201023153504j:plain
Fさんは体格が大柄なので、下りと、平坦、丘程度のアップダウンなら私よりもパワーがあるので、速いですが、ロングヒルクライムになると大変そうです。Fさんはこの浄土平からアプリがフリーズ気味になり、途中で走行ログが切れてしまいました。アプリが何らかの理由でフリーズやクラッシュすることはよくあるようで、CPの写真をしっかり撮って、ゴール受付でその写真を示せば完走カードはもらえます。ただアプリに完走ログが残らないのでなんとなくもやもやした感じになります。私は伊豆いちでアプリがクラッシュし、結局後日、もう1回走って完走ログを取り直しました。

磐梯スカイラインのピークは浄土平ではなく、そこから少し走った所にあります。標高が1600m超なので、地上と比べて10度近く寒いことを心配しましたが、ウィンドブレーカーを羽織れば、耐えられる気温だったので助かりました。下りになるとFさんの出番です。登りの意趣返しとばかりに飛ばして下って行きます。私はマイペースで景色を楽しみながら下ります。会津磐梯山では木々の色づき、紅葉が始まっていました。快調に下ってCP4の道の駅つちゆにも順調に到着しました。サイクリストは少なかったですが、オートバイはたくさん止まっていました。

↓CP4道の駅つちゆ(67.5km地点)

f:id:yamakeirns:20201023153650j:plain

CP5東北サファリパーク、CP6SEKIYACOFFEE、CP7ヘタレガンダム、CP8萱場梨百年祭記念碑、CP9あずま果樹園と順調に走破し、福いちもゴール受付時間には余裕をもって到着することができました。

↓CP4東北サファリパーク(72.0km地点) 

f:id:yamakeirns:20201023153849j:plain

↓CP5/SEKIYA COFFEE(86.2km地点) 分かりずらいCPです。Fさんは迷いました。f:id:yamakeirns:20201023154045j:plain

↓CP6へたれガンダム(89.7km地点)下半身が小さすぎて不本意なネーミング?

f:id:yamakeirns:20201023154258j:plain

↓CP7萱場梨百年記念碑(101.5km地点) この周辺は梨の産地のようです。

f:id:yamakeirns:20201023154530j:plain

CP9あずま果樹園(106.3km地点)

f:id:yamakeirns:20201023154901j:plain

↓ふくいちも無事完走。アプリにもしっかり完走ログを残せました。

f:id:yamakeirns:20201023155044j:plain

飯坂温泉ラジウム発見の地で、ラジウム温泉卵が土産品で販売されていました。

f:id:yamakeirns:20201023155247j:plain

福いちはとにかく前半の磐梯山浄土平までの登りをくじけずに走破できるかが鍵です。ゴール受付をされている観光協会の方に話を聞くと、高湯温泉であきらめて引き返してくるサイクリストが多いようです。福いちを完走したことで残りは琵琶イチ、淡いちの2つになりました。有休を取っているので、福いち後は宿に戻って、温泉につかってさっぱりし、ホテルにお勧めの飲食店を訊いて、Fさんと打ち上げをしました。お店の方と、他のお客さんと意気投合して楽しい夕食になりました。

↓2日目は居酒屋けやきさんで祝杯を上げました。美味しい料理、お酒を頂きました。

f:id:yamakeirns:20201023155612j:plain

今回GoToトラベル、地域共通クーポンのおかけで宿泊費の50%が還元されました。2泊朝食付きで約13,000円が、4500円、2000円還元されて6,500円の負担で済みました。

月曜日は福島から浜松まで一気に高速で帰ります。約550kmのロングドライブで集合場所の遠州森町PAに到着したのは18時頃になりました。

 私が10/17は400km、10/24は600km、10/31は300kmとブルベの連戦になるので、来週天気が良ければ遠征して琵琶いち、淡いちを走破してサイクルボールを終わらせられればと思います。

サイクルボール/かすいち(霞ヶ浦一周)

10月3日(土)に霞(霞ケ浦)いち、4日(日)に福(会津磐梯山)いちを走ってきました。まずは3日(土)の霞いちについて書きます。

霞いちはサイクルボール7コースの中で一番獲得標高が少なく完走しやすいコースです。今回実走値では距離は約137km、総獲得標高は227mでした。かすみがうら市霞ケ浦湖岸にある交流センターを発着点に反時計回りで霞ケ浦を一周します。途中千葉県の佐原市の道の駅に立ち寄り湖岸を離れますが、ほぼ湖岸に沿って走るコースです。

f:id:yamakeirns:20201022213114p:plain

今回ネックになったのは、浜松から霞ケ浦まで約330kmの距離です。新東名、東名、首都高、常磐道と走ります。私の車は軽自動車の1BOXの為、80~90km/h巡行でスムーズに走っても4時間半程かかりそうです。8時にスタートしたかったので、同行するFさんに余裕を見て、3日深夜の2時半に新東名の遠州森町PA下りで待ち合わせることにしました。

3時間半ほど眠ってから、1時半過ぎに自宅を出て、遠州森町PAには2時過ぎには到着しました。Fさんの到着を待ちますが、2時半を過ぎてもなかなか現れません。どうも2度寝して寝過ごしてしまったようで、結局3時過ぎに出発しました。幸い道は空いていて、首都高も大きな渋滞はなくパスできました。途中行田SAで朝ラーメンでしっかり朝食をとり、かすみがうら市交流センターには8時前に何とか到着できました。サイクルボールコースを走る人かどうかはわかりませんが、駐車場には多くのサイクリストがいました。車から自転車を下ろし、準備を終えて8時半前に走り出します。

 ↓常磐道に入ってすぐの行田SAで休憩。首都高が渋滞していなくて助かりました。

f:id:yamakeirns:20201022213539j:plain

↓朝からこってりラーメンでしっかりエネルギー補給。

f:id:yamakeirns:20201022213607j:plain

↓かすいちのスタート・ゴール地点のかすみがうら市交流センター。

f:id:yamakeirns:20201022214047j:plain
最初のCP1は13.9km地点の武井れんこん農園です。私はよく知らなかったのですが、この周辺はれんこんの一大産地のようで、湖岸沿いにれんこん畑が広がっていました。ツールドのアプリのチェックインをして写真を撮り、21.7km地点のCP2の霞ケ浦総合公園を目指します。

↓CP1 武井れんこん農園 周辺にはレンコン畑が広がります。

f:id:yamakeirns:20201022224419j:plain

霞ケ浦のサイクリングコースは自転車が走るゾーンがしっかり道路に塗装表示され、坂がほとんどなく、サイクリング初心者の方にも走り易いコースで、道中、たくさんのサイクリスト見かけました。CP2にも30km/h巡行ペースで到着できました。

↓CP2 霞ケ浦総合公園 水車がシンボルです。

f:id:yamakeirns:20201022224614j:plain

CP2を過ぎてCP3に向かう途中で一人のサイクリストが私たちを追い抜いていきました。平坦基調でFさんの脚質には最適なコースの為、Fさんがそのサイクリストに付きいちで走り出します。私は自分のペースで走りたかったので二人を見送り、マイペースで走ります。途中2人が道を間違えて大きくロスしたので、ここぞとばかり意地悪をしてペースアップすると、さすがに脚を使っているので2人はすぐには追いつけませんでした。CP3は56.8km地点の和田公園です。目立つランドマークがなかったので、公園名のある看板の写真をとりました。

↓CP3 和田公園 サイクルボール参加者と思われるサイクリストが大勢いました。

f:id:yamakeirns:20201022224844j:plain

途中から合流したSさんはシクロクロスのレースにも参加される豪脚の持ち主で静岡の島田から霞ケ浦まで単身遠征して、この霞いちでサイクルボールの7コースが全て完走になるとのことでした。一期一会で静岡つながりでこの後ゴールまで3人で走ることになりました。CP3以降も30km/h以上巡行で練習会モードです。他のサイクリストはほとんどがのんびり走っているので次々と追い抜いていきます。ちょうどコースの折返し地点になる70.2km地点のCP4道の駅水の郷さわらにもかなり早い時間に到着できました。昼食には時間的に少し早かったですが、ここで昼食にします。

↓CP4 道の駅水の郷さわら 霞ヶ浦湖岸から唯一離れた場所にあるCPです。

f:id:yamakeirns:20201022225135j:plain
私とSさんは露店で焼きそばを購入し、Fさんは大判焼きを食べます。このペースで走り続けると、休憩を除いた走行時間は5時間を切りそうな勢いです。この日は天気に恵まれ、風に苦しめられることも少なく快調でした。霞ケ浦東岸に入っても快調なペースで走ります。CP5は天王崎交流センターで88.4km地点です。距離が合わず少しオーバーランしましたが、アプリのチェックインはCPの1km圏内に入れば、チェックインできるので、1km以内のオーバーランなら問題はありません。

↓CP5 天王崎交流センター サイコンの距離がずれて思わずオーバーラン

f:id:yamakeirns:20201022225349j:plain

137.4kmがコース距離なので残りは50km弱となりました。今のペースだとあと2時間程度で完走できそうです。CP6の103.9km地点の道の駅たまつくりも少しオーバーランしてしまいました。どうもサイコンの距離が2kmほどズレがあるようです。CP6でトイレと自販機でドリンク補給しただけで出発します。

↓CP6道の駅たまつくり ここもまたまたオーバーラン

f:id:yamakeirns:20201022225617j:plain

CP7のダイヤモンド筑波山ビューポイントは何も特徴物がなく、走行距離だけで判断するしかなく場所の特定に一瞬迷いましたが、多分ここだろうというところでチェックインしたら、問題なくチェックインできました。CP7で116.3kmで残りは20km強です。

↓CP7 ダイヤモンド筑波山ビューポイント この日は筑波山はかすんでいました。

f:id:yamakeirns:20201022225744j:plain

CP7を出発し、湖岸を外れると、標高50mに満たないですが、3つの坂というよりも丘が現れます。突然FさんがアタックをかけSさんが追随します。私は長い登りは得意ですが、丘のような登りは苦手なので二人を見送ります。最後のCP8は模擬天守のあるかすみがうら市歴史博物館です。二人はなぜか手前の交差点を左折していったのでそれに追随はせずに、e-trexの表示ルート通りに走ります。模擬天守の下辺りでチェックインすると問題なくチェックインできました。

ゴール地点のかすみがうら市交流センターはCP8から700mしか離れていません。。ここまで飛ばし気味のペースで走ってきたので想定よりも早く14時過ぎにゴールできました。霞いちでは受付は土日のみです。平日はゴール地点に掲示されているQRコードより申請フォームを入手して申請することになります。この日は土曜日なのでセンター内でゴール受付をしていました。アプリの完走画面を提示して霞いちの完走カードをもらいました。

↓ゴール受付はこの建物の中です。かすいちは休日のみ受付があります。

f:id:yamakeirns:20201022230137j:plain

↓14時半前にゴールし、かすいちの完走カードをゲットしました。

f:id:yamakeirns:20201022230617j:plain

外の自販機でジュースを飲みながら二人を待っていると程なく、二人揃って到着しました。二人も完走カードをもらい、しばし楽しく歓談します。Sさんはもう1日関東に滞在して明日は東京の方でサイクリングして帰るとのことでした。大抵走りこんでいるサイクリストはStravaをやっています。SさんもStravaをやっているので、お互いフォーロしあって新たなつながりを持つことができました。

Sさんと別れて、次の目的地の福島を目指します。霞ケ浦から260km程あり、軽自動車の1BOXでは4時間弱程かかりました。

↓お昼を焼きそばだけだったので、夕食は阿武隈SAで唐揚げ定食をいただきました。

f:id:yamakeirns:20201022230826j:plain

宿は奥飯坂の穴原温泉に取りました。GoToトラベルのおかげでいつもより35%安く宿泊できて助かりました。明日は福いちを走ります。天気は問題ないので会津磐梯山雄大な景色をみながらのサイクリングが楽しみです。

サイクルボール富士いち

9月26日(土)に伊豆いちを走り、御殿場のホテルに車で移動します。私はホテルで朝食を食べる時間がある場合は朝食付きのホテルに泊まることが多く、スーパーホテルが個人的にお気に入りです。ちょうど御殿場IC近くにスーパーホテル御殿場1号館があったので、今回もスーパーホテルに泊まりました。GoToキャンペーンのおかげで通常の宿泊料金から35%割引されるのは助かりました。スーパーホテルの唯一の難点は大浴場が時間で男女入れ替え制になっていることです。今回は時間があわなかったので、部屋でシャワーで済ませました。朝早かったので22時頃に寝ました。6時半から朝食でコロナの関係でビュッフェ方式ではなく、お弁当でした。サンドイッチ、牛丼、幕の内弁当と3種類用意されていて、充実していました。幕の内弁当を食べてしっかり補給できました。スタート地点はここから3km程離れていて、有料Pしかない為、駄目もとでホテルに車を駐車したままにできないか交渉すると、快諾してもらえました。準備をしてホテルから自走でスタート地点に向かいます。

スーパーホテルは朝食が充実していて、私はよく利用します。

f:id:yamakeirns:20201009180931j:plain

富士いちのスタート地点はJR御殿場駅東口にある富士山御殿場はこね観光案内所です。3kmしか離れていないので10分程で到着し、アプリ「ツールド」を起動してスタートボタンを押して7時過ぎにスタートです。

↓27日も朝は微妙な天気、いつ雨が降ってきてもおかしくない天気です。

f:id:yamakeirns:20201009181129j:plain

富士いちのコースは御殿場駅をスタートし、須走、籠坂峠、山中湖、忍野八海、河口湖、西湖、鳴沢、須山と富士山外周を一周する総距離134.7km、総獲得標高約1700mのコースです。大きな登りは前半の籠坂峠と後半の須山の登りです。途中小さな登りがいくつかありますが、下りも程よくあるのでジェットコースターのようなコースでした。

↓RWGの獲得標高は今回も実走行標高よりも+300m程ありました。

f:id:yamakeirns:20201009181626p:plain

最初のCPは12.8km地点の道の駅すばしりです。スタートしてすぐに緩やかな登りが始まります。途中私と同じようにソロで走っているサイクリストを追い越し、ほどなく道の駅すばしりに到着しました。アプリのチェクインをして写真を撮っていると、先ほど追い抜いたサイクリストの方が到着しました。この方もサイクルボールで富士いちをこれから走るとのことでした。夕方雨が降ってくる予報なので出来るだけ早く走った方がいいと話し、私は先行して出発します。

↓道の駅すばしり。まだ8時前なので人はほとんどいません。

f:id:yamakeirns:20201009182731j:plain

道の駅を出るとほどなく籠坂峠の登りが始まります。山中湖側からだと勾配が厳しい坂ですが、須走側からの登坂は5~8%程度の登りです。道の駅からだと6km程の登りでほとんど苦戦することなくパスできました。籠坂峠を下ると山中湖です。天気があまり良くないので山中湖はもやがかかっていました。第2CPは24.5km地点の山中湖湖畔にある山中湖交流プラザきららです。自販機で缶コーヒーを買って小休止します。

f:id:yamakeirns:20201009183404j:plain

↓山中湖は靄が出ていて絶景とはいきませんでした。富士山は当然見えません。

f:id:yamakeirns:20201009183544j:plain

山中湖は湖畔にサイクリングロードが整備されていて快走路でした。サイクリングやランニングしている人を何人か見かけました。

第3CPは忍野八海です。忍野八海に行く途中で一面お花畑の場所があり思わず立ち止まって写真を撮りました。

f:id:yamakeirns:20201009183939j:plain

忍野八海は36.6km地点です。以前は外国人の観光客で賑わっていました。コロナ禍のせいでやはり観光客はかなり少ないですが、外国人観光客の方は何人か見かけ、駐車場には観光バスも数台駐車していました。とりあえずアプリのチェックインを済ませて、定番の場所で写真を撮ります。

↓ここは実は天然記念物の湧水点ではないですが、写真映えするスポットです。

f:id:yamakeirns:20201009184407j:plain

忍野八海を出て3.6km先の第4CPの道の駅富士吉田を目指します。富士吉田の国道区間はよく渋滞していますが、この日は渋滞はなく、道の駅にあっさり着きました。この道の駅にはモンベルの立派なお店がありました。いつも通過している道の駅で初めて立ち寄りました。

f:id:yamakeirns:20201009184909j:plain

道の駅を出ると舗装工事中の未舗装区間で、天気が良くないので、泥道状態で参りました。なぜここをあえてルートにしているのか疑問です。サイクルボールはよく首をかしげたくなるルート区間があります。次のCPは54.7km地点の河口湖畔の大石公園です。有料道路の脇を通るルートで車の交通量が少なく、快走路でした。河口湖に向かう途中ゼッケンをつけたサイクリストをよく見かけました。どうも延期されてこの日に開催された富士ヒルの参加者のようでした。あと少しで河口湖というところで空腹を覚えたので、コンビニに立ち寄り、菓子パンでがっつりエネルギー補給をしました。河口湖あたりからようやく小雨気味な天気から、少し晴れ間が出てきました。河口湖大橋で河口湖の北岸に渡ります。しばらく走ると第5CPの大石公園に到着しました。湖畔におしゃれなCAFEやお店があり、多くの観光客で賑わっていました。

↓第5CP大石公園 湖畔近くにCAFEがありのんびりできそうです。

f:id:yamakeirns:20201009193131j:plain

↓河口湖。観光地らしく、要所要所で多くの観光客を見かけました。

f:id:yamakeirns:20201009193211j:plain

河口湖を走り抜けると次は西湖です。西湖では釣り人を多く見かけました。湖を1周する道路は快走路でサイクリストやランナーも多く見かけました。湖畔沿いのキャンプ場も賑わっているようです。河口湖、西湖の快走路を抜けると次のCPは鳴沢氷穴です。ここも通過するだけで立ち寄るのは初めてです。国行列が道から少し中に入りますが、氷穴入口には行列ができていました。入口の看板を見ると注意書きが多く、かなり本格的な洞窟探検ができそうな感じです。私は時間がないので洞窟探検はしないで、ドリンク補給とチェックイン、写真だけ済ませて氷穴を後にします。

鳴沢氷穴はかなり本格的な洞窟のようです。

f:id:yamakeirns:20201009194058j:plain

↓氷穴入口のチケット売り場には行列ができていました。

f:id:yamakeirns:20201009194117j:plain

鳴沢氷穴を過ぎてからK71に入り少し登ります。標高が1000m超えているので涼しさを感じます。登り切ると白糸の滝までは長い下りでご褒美区間です。下りの途中に第7CPの富士ミルクランドがあります。天気は回復しつつありますが富士山は相変わらず見えません。このあたりはすすき原もあり秋の雰囲気でした。富士ミルクランドも多くの人で賑わっていました。ちょうど12時半の到着で空腹を覚えたのでここで昼食にします。ただレストランは時間がかかりそうなので、露店で富士宮焼きそばを買って軽い昼食にしました。

↓富士ミルクランドも店内は観光客で賑わっていました。

f:id:yamakeirns:20201009194912j:plain

富士ミルクランドを過ぎてもご機嫌な下り区間は続きます。下り切ってしばらく走ると「木登りヤギのCAFE」という看板が目に入りました。ふと見ると確かにヤギが気に登ってのんびり休んでいます。思わず立ち寄って写真をとりました。CAFEは休みでしたが、自販機で缶コーヒを買って小休止します。

↓のんびりくつろぐヤギ達に癒されました。

f:id:yamakeirns:20201009195414j:plain

R469に出ると静岡400kmのスタッフ試走で苦しめられた、富士サファリパークへ向かう長い登りです。スタッフ試走と違い、暑さはなく、走り易い気温だったので、ここもそれほど苦しまずに済みました。途中第8CPの富士山こどもの国でチェクインと写真を撮りました。

↓第8CP富士山こどもの国 114.2km地点 晴天なら富士山をバックに写真が撮れます。

f:id:yamakeirns:20201009195902j:plain

富士山子供の国3km程登って富士サファリパーク入口に到着し、長い登りは終了しました。後は最後のCPの須山浅間神社でチェックインを済ませればゴールです。もう大きな登りはないので気が楽になりました。123.6km地点の須山浅間神社も下り基調の為、難なく到着し、参拝とチェックイン、写真を済ませ残り11km先のゴールを目指します。

↓須山浅間神社 自転車を担いで正面鳥居から階段を上って参拝しました。

f:id:yamakeirns:20201009200457j:plain

ゴールに到着する前に自衛隊の演習場を横断しますが、一面すすき原が広がる絶景でしたが、交通量が多いので写真撮影は断念して、ゴールを目指します。スタート地点でもあったゴール地点の富士山御殿場はこね観光案内所には15時に到着しました。天気には恵まれたとは言えないですが、富士いちコースは車の交通量の多い所を巧みに避けてくれていて、走り易いコースでした。観光案内所のスタッフの方にフィニッシュ画面を見せて無事完走カードをもらいました。

↓富士いちも無事完走しました。

f:id:yamakeirns:20201009201156j:plain

サイクルボールはブルベと違ってゴール受付時間を気にするだけなので、気楽に走れます。仮に受付時間を過ぎてもゴールした当日ならゴール地点にあるQRコードを読んで所定の申請フォームから申請すれば、要件を満たしていれば完走が認められ、後日カードが郵送されるようです。浜いち、伊豆いち、富士いちの静岡3コースはこれで全て完走しました。残るは大遠征が必要な福いち、霞いち、琵琶いち、淡いちの4コースです。とりあえず寒くなる前に会津磐梯山を登る福いちは終えておきたいと思います。